「幻魔将・螺呪羅、ここに推参」
プロフィール
概要
妖邪帝王阿羅醐配下である四魔将の一人で、「幻魔将」の異名を持つ鎧戦士。左目が隻眼で眼帯を着用しており、これは過去の戦いで失ったとされているが戦国時代の時なのか、妖邪界に居た時なのかは定かではない。
本来なら夢や幻想によって恐怖や苦痛から救う力のはずだが、それを悪しき幻覚や術に変えて戦っている。奇襲戦を得意としており、権謀術数に長けている策略家でもある。
それ故か疑う事が苦手で迷いがない金剛のシュウは螺呪羅の天敵であり、幾度も幻術をかけ、その思考を惑わせようと企む。
「忍」の気質からか冷静沈着で、何かと血の気がある仲間たちとは一歩引いて接している。
幻魔将の鎧
「幻」を使い相手に精神的ダメージを負わせじわじわと追い詰めていき、その隙を狙うという嫌らしい攻撃を得意とする。
武器である「六足長刀」は変幻自在で鉄球やヌンチャクにもなり、戦況に応じて形を変えていき、また柄の部分は伸縮自在で相手を捕まえたり、巨大な蜘蛛の巣を張り動きを封じたりして戦い「投蜘網」「六刀責め」「幻殺界」などの多彩な必殺技を持つ。
六足長刀は非常に攻撃範囲が広く回避が難しい。回避を試みたリョウを空中で叩き落とす様に打ち据える場面もあった。また、直撃を回避したとしてもさらに先端から蜘蛛糸を発射してトルーパー達を絡めとり、締め上げる。そんな蜘蛛糸を用いた拷問技が「苦悶の糸」である。トルーパー達を叩きのめした後、螺呪羅は彼等の身体を苦悶の糸で縛り上げた上で巨大な蜘蛛の巣に磔にし、彼らが苦しむ姿を町中から見える様に晒し者にする。螺呪羅いわく苦悶の糸は「もがけばもがくほど食い込む」らしい。実際締め上げられたトルーパー達はそれぞれ苦悶の表情を浮かべながらも、必死に身を捩り、その都度更に締め上げられ、まさに拷問の様な責め苦を受けていた。特にトウマは真っ先に苦悶の糸に縛られていた為か、何度ももがいてしまったようで、他のトルーパーよりも苦しそうに悲鳴を上げて身体を振るわせており(それによってさらに苦悶の糸はトウマの身体に食い込み、苦しめる)最早限界寸前まで責められていた。
鎧の本来の名は「夢幻」
意味は「襲い掛かる恐怖や痛みを夢幻の中で取り除き、幸せな夢を与える」