概要
第7次宇宙戦争において旧地球連邦軍が投入した決戦兵器ガンダムタイプMSの1機。フラッシュシステムを搭載しており、大戦中は専用のGビットとともに、機動部隊を組んでいた。機体色は白赤メイン。
高い機動性による制空・制宙権の確保を目的とした飛行変形システム(トランスシステム)を搭載した可変MSであり、戦闘機タイプのモビルアーマー形態(ファイターモード)に変形し、単体で高速・長時間の飛行が出来る。肩を覆う様な形で装備されたウィング部はMS形態でも展開可能でこれがMS形態時でも高い運動性や滞空能力を発揮する一助となっている。またファイターモード時に機首を形成するノーズ部も同様にMS形態でも可動可能である。
なお基本的には大気圏内での運用を最優先で想定している為エンジンは専用のジェットエンジンであり大気圏外での運用の際はエンジンユニットを交換する。機動性確保の為ボディの徹底的な軽量化が行われており、この制約から必要最小限の武装しか持たない。しかし、大戦によって飛行可能な機動兵器はほぼ失われている事からその戦術的優位性は計り知れず、その特性を最大限に発揮出来れば充分に欠点をカバーする事が可能である。パイロットのウィッツはその機動力を生かした格闘戦もこなした。