「よけたな…、随分生きのいい人間だ」
CV:川原慶久
概要
稀血の系統である清を巡り、元・下弦の鬼の一角であった響凱らと争っていた異形の鬼の1人。
響凱はこの鬼によって転移の鼓を失い、全員鬼殺隊に討ち取られる事になる。
名前は額に角がある故の俗称で正式名は不明、「太った鬼」「デブ鬼」等の呼ばれ方をする場合もある。
肥満体ながらも上背もある為、響凱を二回り近く上回る体格を持ち、体のボリュームだけだったら、後の那田蜘蛛山編に登場する父蜘蛛に匹敵する。
しかし、能力的にはカラッキシの木偶の坊で、全く血鬼術を使えない。
鼓屋敷の廊下で嘴平伊之助と遭遇し、
「よけたな…、随分生きのいい人間だ。オメェの肉はえぐりがいがありそうだ」
と、呟きながら伊之助と対峙し、真正面から猪突猛進してくる彼に無作為に手を伸ばした所を腕と頸を続けて斬られ、そのまま蹴り倒されるという、余りにもあっけなく惨めな最期を遂げる。