概要
元「紅い戦線」のエースパイロット。真白の妹分であったマイが成長した。その様な印象を抱く瓜二つの見た目をしているが、現状、血縁関係があるか、何らかの関係があるか、全くの赤の他人か不明。
元々は仲間であるフォルカとミドリと行動していたがゼインが操る勠王の襲来で重傷を負い。治療する事になったがそれが皮切りとなって2人と逸れてしまい。それ以降、真白・ミューラーとウィンヴルガと行動を共にする事になる。
そしてそれが遠因となってフォルカとミドリと袂を分ける事となった。
エースであり異名としてノンストップを自称しており、敵対する人物も察している反応を示している事からそれなりに有名な事が示唆されている。
重傷を負った際に急いで治した弊害で顔に傷が残ってしまい現在もその傷は残っている。本人は童顔である為に迫力が出て気に入っていると口にしているが……。
真白はプンスカと機嫌を悪くする。
再会したフォルカは自身の右目が駄目になった事もあり、気まずい雰囲気になる。
再会したミドリからは似合っていないと言われる。
と周りからは不評な模様。
童顔の美少女であり赤色の髪を持ち、普段は二つ結びにしている為に気づきにくいが解くと腰に届く程の長髪の持ち主。
ドミネイターを道連れにする為にお腹に爆弾を有している。それが幸いとなり本編では純潔を貫いている(しかしドミネイターに一度捕まった事があり、その際に性的暴行を受けた)。
だが皮肉にも同じ女性であるミドリの手によって無断で眠らされた挙句の果てに麻酔を打たれて除去される場面が映し出されており、現状脱出する事は出来ているがどうなっているのか不明である。
童顔(本人もそう口にしている)であるが真白との年齢に差はない。身長も低く思われるが真白(160cm)とは大差がない為にそこまで低くはない模様……しかし身体の一部が見事に何も無く周りが大きい人物ばかりな事もあり本人も気にしている様子であるが、作中の時間経過で少しずつ大きくなっている(10巻のサイン本では明確な丸みが出ている)模様。
一見しただけで武器や人機の扱いを習得してしまう驚異的な特技を持つ(フォルカ曰くメカに愛されている)。
しかし、当初は機体に恵まれることがなく才能は地に埋もれていた。
だが能力を活かせる鳥型人機にして恩人であるアマガネの愛機『ブライトスター』に搭乗してからは一変して、才能が羽ばたき瞬く間に最強の人機乗りと戦いを見ていた敵側の指揮官から認められる事となった。
またノンストップの異名どうり、戦いにて止まる事はなく機体が半壊しても骨を折られても決して諦める事はない。
真白・ミューラーのことを「姉さん」と呼び非常に強く慕っている……いるのだが。真白を一目見た刹那に恋心を抱いたり、妹扱いでは結婚できないと考えたり、裸体を間近で見た時や下着姿を見た時は鼻血を噴き出す(妄想等ではなく実際に出している)。真白が服に快適さだけを求めている事を知るとそれを利用してバニースーツやナース、制服等を着させる。真白と一緒にお風呂に入った際にお湯を飲む等、思考が変な方向に向いたり男性的な反応を示したり、あっちの気を頻繁に見せる。
とは言えそれは飛花だけではなく元仲間であるフォルカもミドリを一目見た瞬間にタイプと心の中で呟いて、後に好きだと面を向かって告白しており、同性に好意を抱く事は紅い戦線ではよくある事な模様(飛花の様なとんでもない事をするかまでは不明である)。
だが作者が書いた公式同人誌にて、男性(ドミネイター)の前で赤面しながら、愛液が流れる場面が描写されている事から異性に対する意識もある模様。
そしてこの手のキャラには珍しく仲間になったドミネイターであるゼインの活躍を見て「カッコつけちゃって」と独り言を呟いて、敵愾心を見せる事なく彼も真白に惚れている事に理解を示す(ゼインのストレートな言動に絶句する時はある)。
また同性である真白に対して、一途な好意を抱く身ながらも10巻のサイン本にてあるものを入れられたシーン(書いた作者が何のシーンなのか言い淀んでいる事から間違いないと思われる)が書かれた。
両手があちらこちらに動く状況でありながら抵抗や嫌がる様子もなく(本編や別のサイン本と見比べると雰囲気の違いは一目瞭然である)明らかに受け入れている様であり、行為によって目を細め口を開け喘ぎ顔で乱れる様子が書かれている。
『サイン本なんだから本編と関係はないんじゃ?』と思うかもしれないが同サイン本で同じ状況になっている悲惨な過去が原因となって、男性に対して性嫌悪を抱くミドリは飛花とは真逆に明確に嫌がる様子を見せている事から、キャラクターの造形に合わせてサイン本が書いているのは明白である。
故に拘束されている状態でない為に抵抗している飛花を書いても問題ない筈である(どんな状況でも抗う飛花の性格的にそちらの方が自然である)。
抗える状態でありながらも抗う事なく受け入れる。詰まる所10巻のサイン本の状況は10巻時点での飛花の心情の変化に沿う形で書いたものと思われる(因みに10巻の飛花は拘束された状態から誰の手も借りずに自力で脱出して、ミドリ達と交戦しており、奇しくもサイン本とは真逆な行動をとっている)。
以上の事から、同性に好意を抱く様になったのは、環境による後天的なものだと思われる(劇中にて男性は殲滅、和解はない。その言葉を昔の紅い戦線にて腐る程聞かされたと飛花は口にしている)。
実際紅い戦線内の仲間に対して仲間以上の感情を抱く事なく。アマガネに対しての感情も憧れ止まりである(飛花は愛する対象と思っていたがアマガネ本人から否定された)。
しかしその想いは偽りではなく本物で真白第一主義であり、真白の為なら自身の身体の事や後先考える事なくドミネイターは無論、同じ女性やかつての仲間であるミドリにも事情を聴く事なく無言で攻撃を仕掛ける苛烈な面も持ち合わせている。