オダギリジョー
おだぎりじょー
経歴
1976年2月16日生まれ。岡山県津山市出身。鈍牛倶楽部所属。
『仮面ライダークウガ』の五代雄介役などで世に知られる。一般的にクウガがデビュー作品とされるが、それ以外に存在するとのこと。その後幾つものドラマに出演した実力派。最近ではAirペイのCMなども有名。
自身の出世作である『クウガ』の関係者や出演者とは今でも交流があり、プロデューサーだった高寺成紀を「リーダー」と呼んでいる。
坂本龍馬に憧れて高知県の大学を受験し合格したらしいが、結局入学せずアメリカの大学へ通った。
元々は映画監督希望だったが、願書ミスで演劇専攻に進んでしまったとのこと。もっとも現在では俳優業の傍らその映画監督業にも勤しんでおり、2019年に自ら監督・脚本を務めた「ある船頭の話」が国際映画祭にて賞を受けたりもしている。
私生活では三児を授かるも、次男は一歳を迎えた直後に絞扼性イレウスで急逝した。なお、三男は次男亡き後に儲けている。
ドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』では、警察犬(!)役だけではなく、脚本&演出も担当している。
クウガについて
しばしば「『クウガ』を黒歴史としている」「子ども番組を馬鹿にしている」といった声が見られるが、オダギリ本人は「高寺成紀の怪獣ラジオ」にて前者を否定している。
とはいえ元々特撮に出演することがイヤだったのは事実で、オダギリが子ども番組と馬鹿にしてオーディションで東映と絶縁する覚悟で大暴れした作品が救急戦隊ゴーゴーファイブであることを明かした。
しかしその様子やセンスを見た高寺が『クウガ』出演をオファー。最初は同じく断ったが、熱心な説得で出演を決意。通常の芝居は勿論、特に意気込みを見せたのがアフレコで、リアルな感じを見せるため体力を使っていた。しかしそれ故に過呼吸になることも多く、いつもアフレコルームにはいつクラッと来ても座れるよう椅子を用意してもらっていた。
クウガについて悪く言うことはほぼなく、クウガの再演については「脚本次第では」とのこと。
主な出演作品
東京タワー~オカンとボクと時々オトン~(映画版)(中川雅也 / ボク役)
深夜食堂(1&2:カタギリ、3&映画版:小暮役)
極悪がんぼ(伊集院保役)
S-最後の警官-(正木圭吾役)
時効警察(霧山修一朗役)
オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ(オリバー(警察犬)役)
カムカムエヴリバディ(大月錠一郎(ジョー)役)