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概要

くるくるまわる たつまきこうげき!

Bボタンを おしたままにすると

かいてんしながら そらがとべるぞ!

(星のカービィ 夢の泉の物語より)

コピー能力が初登場した『夢の泉の物語』から存在する最古参の能力の1つ。

カービィが「竜巻」の力をコピーした形態で、自らが高速回転し、竜巻となって敵に体当たりするコピー能力。

非常にクセの強い慣性と軌道を持つため、普通に使えば玄人向けの能力である。

だが、その長い無敵時間を上手く利用できると多段ヒットも容易であることから、手強いボス戦でも相手の攻撃を避けつつ安定してダメージを与え続けることが可能な最強クラスの能力へと変貌する。

しかし、その分理論値は低めに設定されているため、タイムアタック(特にTAS)にはあまり向かない。逆に言えば、理論値を出しやすい能力とも言える。

『参上!ドロッチェ団』のみ炎などの属性を巻き込んで纏う事が出来、『星のカービィWii』からはコマンド技が幾つか追加された。

『ディスカバリー』では残念ながら無敵の削除や3D化に伴う操作の難化によりさらに使いにくくなってしまった。

シリーズ初期は「トルネード」表記だったが現在は「トルネイド」で統一されている。

容姿

激しく渦巻くに満ちた冠をかぶるのが特徴で、バンド部分にも渦のような意匠がある。

このデザインでの初登場はアニメ版で、後にニードルと同様にゲーム版にも逆輸入された。

使用技

  • トルネイドアタック

高速回転し小さな竜巻となって敵に体当たりする。トルネイドの基本攻撃。

発動中はほぼ無敵である攻防一体の技で、ボタンを押し続けると上昇するなど、ある程度の軌道変更も可能。ただし上述の通り慣性が強く、思わぬ場所で竜巻化が解除される事も多いので気を付けよう。

『Wii』ではレバガチャかリモコンを振ると終わり際に巨大な竜巻を起こす「しゅんかんさいだいふうそく」が繰り出せる。

星のカービィディスカバリー』では無敵ではなくなった代わりに、発動中は高度が変わらないという特性を新たに得た。発動直後に少し浮くため、ダメージ床を無効化できるようになり事故が減った。また、発動中に敵や物を巻き込んだ状態で攻撃ボタンを押して「しゅんかんさいだいふうそく」を繰り出すと、巻き込んだ物を周囲に振り回す。いわば、スープレックス等の投げ技能力の要素を加わった感じになる。また、「しゅんかんさいだいふうそく」の発生方法が2通りあり、攻撃ボタン1回での始動時は攻撃ボタン再入力で、攻撃ボタン長押しでの始動時は離したときに発生する。

  • スクリュータックル

空中で竜巻を纏い、真横に勢いよく突進する。

  • とっぷうふきあげ

地上から、真上に竜巻を放って攻撃する。

  • とっぷうおろし

空中から、真下に竜巻を落として攻撃する。

  • ビッグトルネイド

力を溜めた後、巨大かつ強力な竜巻を発生させる。

周囲のものを引き寄せ、触れた敵を打ち上げる。

  • アニメ限定技

天候を変えたり海を割ったりできる程の巨大な竜巻に変身できる他、口から竜巻を吐き出す技も披露している。

主なコピーできる敵・物品

スワロトルネイド

もっと ゆうがに もっと 美しく。

しなやかに、けど パワーは アップだ!

風と 羽毛で てきを まきこみ

バレエな ダンスで かれいに アタック!

中ボス・スワロリーナを模した冠に竜巻を宿しており、羽毛を含んだ大き目の竜巻となって広範囲を巻き込む。

また、Lスティックをぐるぐる回すと回転しながら移動し、立ち止まると若干の攻撃判定を発生させる小技がある。

ストームトルネイド

ふおんな たつまき ゴロゴロストーム!

ぼう風に くわえて とどろく は、

らいめい ひびかせる 電げき カミナリ!

風に 電気に ダブルで せめよう!

黒い竜巻を宿した冠を装備。雷を含んだ竜巻と化し、広範囲に連続ダメージを与える。また、発動中に通った所に黒雲を残し、触れた敵にダメージを与えることもできる。

こちらの「しゅんかんさいだいふうそく」は巻き込んだものを追尾弾として射出する事ができる。普通に吸い込んで吐き出すより威力は低いが、素早く攻撃が当たり辛い相手に有効である。