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概要

ロシア連邦大統領(ロシアれんぽうだいとうりょう、ロシア語:Президент Российской Федерации、英語:President of Russian Federation)は、ロシア連邦の国家元首たる官職。1991年7月にボリス・エリツィンが創設し、初代大統領となる。

ミハイル・ゴルバチョフ党書記長はエリツィンをソ連国家としては認める事はしなかった。しかし当時のソ連ではとゴルバチョフの権威・指導力も地に落ちている事は国民には明白であり、国民はロシアの復活とエリツィンを大いに指示し、ソ連の恐怖の軍事独裁体制と社会主義経済の崩壊に耐えられなくなっていたのである。

エリツィンはゴルバチョフにクレムリンから退去するように命令した。1991年8月にゴルバチョフは党中央委員会の解散を命じ、党書記長を辞任した。同年12月にクレムリンのソ連国旗が下ろされて白・青・赤のロシア国旗が上った。

大統領はロシア国民の選挙によって選出され、任期は2期12年である。元々大統領の任期は最大2期8年であったが、2008年12月の憲法改正によって任期が6年に延長された。この当時は「連続2期8年」であったが、プーチンは2期連続務めた後に「1期挟めば良いだろう。」という論法で2012年3月の大統領選挙に出馬した。これに続いて2020年7月の憲法改正では「任期は生涯2期12年」としながらも「過去の経験者はゼロから数える」・「経験者は終身連邦院議員の資格を得る」・「経験者とその家族は将来に渡って各訴追を免除される」と言った露骨なプーチンによる独裁化と権力保持を可能にした。

歴代大統領

全員がソ連時代に誕生している。

代数氏名所属与党在任期間特記事項
初代ボリス・エリツィン無所属ロシア民主党1991年7月 – 1999年12月初代大統領
第2代ウラジーミル・プーチン無所属統一ロシア2000年5月 – 2008年5月(大統領代行:1999年12月 – 2000年5月)エリツィンから後継として指名された。国家主導型経済を推進した。
第3代ドミトリー・メドヴェージェフ無所属統一ロシア2008年5月 – 2012年5月サンクトペテルブルク市長時代からプーチンの部下であり、プーチン大統領に指名される。
第4代ウラジーミル・プーチン無所属統一ロシア2012年5月 – 現職2回目の就任であり、任期が2期12年となった後の最初の大統領である。最大でも2024年5月まで在任できる。
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