概要
CV:山寺宏一
妖魔に破壊されたロードサンダーに、新型転送システムを組み込みメモリーの手により強化改修した姿。
『ソニックレシーバー』のチップを差し込み、「ソニック・オン！」のボイスコードで変形。サンダーのフロントカウルが脱着。内部フレームが一部変形し、スーパーサンダーの外装が基地から転送され、装着する事で完了。
フリッツ・K・リデルが残した新型転送装置を内蔵し、不可能だった「妖魔空間」内への『バルテクター』や『バトル・ガン』の転送も可能となる。
通常時よりも大型化し、前部は戦闘機、後部は重爆撃機をイメージする。ウイングを畳んでの走行も可能だが、広げた翼にアニスとチャックを乗せ、三人乗りで走行。後部には大型二連装収束ビーム砲を搭載。砲台のように展開させ、シート後部に立ち、砲撃する。
両翼に二人を乗せ、シートにリョウが乗り、そのまま三人のボーグマンのエネルギーを一点に集中。巨大なエネルギー球と化して敵妖魔に強烈な体当たりを行う「トリプルアタック」が必殺技。主にリョウがシートに座り、アニスとチャックが両サイドに座っていたが、一度だけアニスが技を放っていた。
最終決戦では、妖魔王と化したメッシュの下に駆け付けるため、強襲用に、武装、装甲、加速を増強。転送用ソニックブースターも追加。武装の多弾頭ミサイルランチャーなど大量の火器で迫りくる妖魔を粉砕。装甲と武装をパージして、三人を送る手助けをしている。
余談
初期の構想では、サンダーにチャックの『ビーグル・ヘッド』、アニスの『ガン・ウォーリア』が、サンダーと三機合体して大型マシンになる案もあった。
また、ロードサンダーの後部に様々なマシンを合体させ、あらゆる状況に対応するギミックも想定されていたが、それらはすべて没案になっている。
当時のスポンサーであるセガトイズから、同社より発売されていたフィギュアを乗せて遊べる玩具が発売された。
ただしロードサンダーからの変形ギミックはオミット。ソニックレシーバーのなりきり玩具に内蔵されたチップを、玩具のフロント部に装着・内蔵し、音声ギミックなどを楽しめる仕様になっている。
