概要、私の好きな言葉です
『シン・ウルトラマン』中盤に登場する外星人第0号メフィラス。主人公である神永新二=ウルトラマンと激闘を繰り広げる外星人であり、紛れもなく侵略者なのだが、同時に地球人類(特に日本)の社会や文化には愛着を持っているという、どこか憎めない一面も見せている。そうした事例の一つとして、劇中では日本の諺や言い回しを引用して、その後に「私の好きな言葉です」若しくは「私の苦手(嫌い)な言葉です」と付け加える癖がある。
ただし、メフィラスが話すシーンは全てホワイトノイズが載っているため、翻訳機を介したメフィラスの母語特有の言い回しである可能性も考えられる。
使用例、私の好きな言葉です
例①:「郷に入っては郷に従う」、私の好きな言葉です。
例②:まさに「呉越同舟」、私の好きな言葉です。
この使いやすい独特の言い回しが、とあるサイトで定型化して流行った。
それが、俗に言う「メフィラス構文」である。少しアレンジすれば、ネタにも引用できる。
例①:ラッキョウ、私の好きな食べ物です。
例②:風林火山、私の好きな言葉です。
例③:ごはんは笑顔、私の好きな言葉です。
もちろん、外星人第0号メフィラスは作中に登場するキャラクターの一人にすぎない。
この映画に登場する人々は誰もが魅力的なので、とりあえずは映画を見てほしい。
劇中で登場したもの
好きな言葉
苦手な言葉
余談、私の好きな言葉です
- 2022年5月25日に行われた大ヒット御礼舞台挨拶にメフィラスを演じた山本耕史も登壇した。その際に、「千客万来、私の好きな言葉です。」というフリップを持っており、公式がメフィラス構文を公認し、全力で便乗している。さらに、舞台挨拶では「『私の好きな言葉です』大喜利」という謎のコーナーも行われ、山本氏は「プロテイン、私の好きな言葉です。」と回答、観客を腹筋崩壊させた。
関連タグ、私の好きな言葉です
カルミラ:劇中の台詞を改変した「カルミラ構文」が流行した。ある意味メフィラスの先輩。