ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

南海20000系の編集履歴

2022-06-01 08:43:07 バージョン

南海20000系

なんかいにまんけい

かつて南海電鉄が運用していた特急型電車。

概要

ズームカー21000系をベースに有料特急にふさわしい車内設備を持つ車両として帝国車両で4両が製造された。

基本設計は21000系をベースにしているが、冷房用電動発電機とトイレ・洗面所用水タンクを設置するために1両が付随車となっているのが違い。


車体は普通鋼によるセミモノコック構造を採用し、1両の長さは17m。窓は幅1.75mの大型複層ガラスを使用している。

車内はシートピッチ1050mmのリクライニングシートが配置され、デッキとの仕切扉は自動ドアとなっている。


1編成しか存在しなかったため、閑散期となる冬季は定期検査のために運休し、冬季以外でも臨時入場の必要が生じると運休していた。


1973年の高野線昇圧時には9月末で一旦営業運転を離脱。1週間程度で昇圧改造を行った。


30000系の竣工後は定期運用から離脱し、1984年9月のさよなら運転を最後に臨時運用からも離脱。翌年1月に廃車された。


廃車後は先頭車2両がみさき公園で保存されたが、露天保存のために傷みが酷くなり1994年に解体された。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました