概要
俳優やスタントマンなどの演者を上からワイヤーで吊ることでジャンプや回転、飛行などのアクションを可能にする技法。
アクション映画・アクションドラマ、舞台演劇などで主に用いられる。
昔はワイヤーがカメラに写りこまないようにできるだけ細く見づらいものを使って、撮影の角度や照明などに非常に気を使っていた。
映像編集技術が向上した近年では太く強靭なワイヤーを採用し安全性を重視していることが多い。
映像編集ができない舞台演劇ではワイヤーが丸見えになってしまうことがしばしばあるが、気にするのは野暮というものである。