概要
俳優やスタントマンなどの演者を上からワイヤーで吊ることでジャンプや回転、飛行などのアクションを可能にする技法。
アクション映画・アクションドラマ、舞台演劇などで主に用いられる。
昔はワイヤーがカメラに写りこまないようにできるだけ細く見づらいものを使って、撮影の角度や照明などに非常に気を使っていた。
映像編集技術が向上した近年では太く強靭なワイヤーを採用し安全性を重視していることが多い。
映像編集ができない舞台演劇ではワイヤーが丸見えになってしまうことがしばしばあるが、気にするのは野暮というものである。
ゲームにおけるワイヤーアクション
・ファミコン ヒットラーの復活 トップシークレット(改題バイオニックコマンドー)
1988年に発売されたカプコンのミリタリー系アクションゲーム作品
ジャンプ不可の元祖ワイヤーアクションゲーム ワイヤーアクションに特化したSEはミリタリー系だけあり『ヒュッ・ガチャリ』と重い音、渋いBGMは良曲として有名。
・スーパーファミコン 海腹川背
オリジナルは1994年に発売のフィールド型ワイヤーアクション作品
開発元や発売元を転々としており、第1作はTNN
ジャンプは可能(小) 主人公の海腹川背さんを操作して、出口のドアを目指すのが基本的なシステム。伸縮するロープのついた「ルアー」を壁や天井にひっかけるSEは『ヒュッ・カチャ』と軽い音、軽快なBGMは良曲として有名。