概要
体を張ったスタントによるアクションシーンをうりにしたテレビドラマ作品のこと。
ものによっては映画も顔負けする作品も多くある。
日本における現状
日本では特撮・時代劇・刑事ドラマが大半で、特に千葉真一が率いたJAC(ジャパン・アクション・クラブ)はその多くの作品で活躍し、海外からも絶賛されるほどのアクションスターたちが数多く輩出された。
しかしバブル崩壊後における制作費の削減や、更に火薬など演出における規制が厳しくなってリアルなアクションが撮れなくなってしまったために、アクション刑事ドラマは下火になり時代劇も同様の理由から衰退した。
しかも、こうした一大ジャンルであったアクション作品が放送されなくなって以降は、似たりよったりな現代ドラマしか作られなくなり、マンネリ化して視聴率は低迷を辿っていき、追い討ちをかけるようにインターネット技術の発展と浸透により、地上波放送よりもネットにおける専門チャンネルを見る視聴者が多くなってテレビ離れが起こっている状況にある。
定期番組として残った数少ないものがヒーロー特撮。ただ平成期以降の過剰な規制により以前のように迫力あるアクションを撮ることができなくなり、CGなどの特殊技術である程度は補われているが監督や撮影スタッフから苦言が出ている状態となっている。