ツァーガン
つぁーがん
白亜紀後期モンゴルに生息していた獣脚類。
概要
白亜紀後期のモンゴル(ジャドフタ層)に生息していたドロマエオサウルス科。
現時点でTsaagan属にはmangas種のみが記載されており、学名の意味はモンゴル語で「白き怪物」。
属名TsaaganはTsagaan(ツァガーン)のスペルミスとなっている。
頭蓋骨〜左肩部分の化石のみが発見されており、当初はヴェロキラプトル属であると考えられていたがCTスキャンで調査をした結果、新種である可能性が指摘されツァーガンが記載された。
大きさはグレゴリー・ポールの論文において、全長2m、体重15kgと推定されている。
分岐解析によるとヴェロキラプトル亜科に含まれ、リンヘラプトルに最も近縁であるとされている。