概要
バトルスピリッツに登場する神の系統。読み方は｢グランウォーカー｣。
スピリットではなくカードタイプの一つ｢ネクサス｣が有する系統で、｢創界神ネクサス｣専用。
基本的に風景等が描かれたネクサスでありながら、世界そのものであるという設定から人間に極めて近い姿のキャラクターが描かれているのが特徴。
カード効果
基本的に専用の｢神(ゴッド)シンボル｣か属性と同じ色のシンボルを有する。
以下の共通テキストを有する。
| このネクサスは創界神ネクサス対象の効果しか受けない。 |
| このネクサスには神託と創界神ネクサス対象の効果でしかコアを置けず、そのコアは創界神ネクサス対象の効果しか受けず移動できない。 |
早い話が『ネクサス版アルティメット』。創界神を対象とする効果でなければ干渉できず、上に乗るコアも移動できない反面、ネクサスの存在や数を参照する場合は通常のネクサス同様にカウント可能。
神託(コアチャージ)
各創界神ネクサス毎に指定された条件(コスト、系統、色、カードタイプ等)を満たすカードを場に出す事で、ボイドからそのネクサスの上にコアを追加できるキーワード能力。
後述のキーワード能力の使用に必須となる効果で、更に配置時に同名カードがなければデッキトップから三枚をトラッシュに送り、神託条件を満たすカードの数だけコアを追加可能。
神技(グランスキル)
指定されたタイミングで指定された数だけ乗っているコアをボイドに置き発揮するキーワード能力。
コアの数が多い程強力な効果を発揮するカードもある。
神域(グランフィールド)
通常のネクサスの様にフィールドに効果を及ぼすキーワード能力。神技の様にコアを消費するタイプも存在。
創界神メタが増えた現カードプールでは、早期に発揮できるようデザインされたカードも登場している。
転神(グランフォーゼ)
創界神をスピリットに転身させるキーワード能力。
創界神の破壊耐性はそのままで、スピリットでありネクサスでもあるのが特徴。同時期に実装された｢神話(サーガ)ブレイブ｣とのシナジーが特徴。
設定
背景世界において、世界を創造しその世界の柱そのものとなった存在。
神世界と呼ばれる領域に各創界神毎の世界が存在しており、様々な勢力毎に分かれている。この勢力はそのまま各創界神の系統としてカードに記載されている。
｢煌臨編｣終盤で主人公のアレックスに｢グラン・ロロ｣の創界神となったロロが煌臨。その力を迫りくる脅威に対して奮うも、それを理由に他勢力の創界神につけ入る隙となり、創界神達が本格的に表舞台に登場する。
各創界神には最低でも一体の｢ゴッド・スピリット｣、｢ゴッド・アルティメット｣と呼ばれる系統｢化神｣を有する切り札が存在し、実際のカードとしても最大限にシナジーするようデザインされている。
因みにフレーバーテキストは召喚口上の様になっている。
- ウル
グラン・ロロの創界神の勢力。またアニメキャラがカード化する際、この系統が与えられる。
六色の創界神ネクサスが多め。創界神としては新興勢力な為、神としての歴史も力も他より劣る。
- オリン
ギリシャ神話をモチーフとする勢力。
主神はゼウス。彼とその子供達、オリンポス十二神をモチーフとする神々が治める神世界最大勢力。
｢神・煌臨編｣では味方だったが｢超・煌臨編｣では最大の敵として立ちはだかる。
オリン側の何名かの創界神を含む反抗勢力との戦いの果て、黒幕に利用されていたゼウスは隠居し、ロロと友人関係にあるアポローンが主神の座に就く。
- エジット
エジプト神話をモチーフとする勢力。
煌臨編までのグラン・ロロを襲う脅威の裏で暗躍していた黒幕。
主神はラー。最初は小さな勢力だったが、機械化による軍事力増強と、スピリットを越える存在として初めてアルティメットを考案した事でオリンに匹敵する力を得る。
ラーが敗北して主だった創界神がスピリットに転生させられた為、ラーの息子であり反旗を翻したホルスが主神となり、野望の為に暴走するゼウスに対抗するアレックスに協力する。
- インディーダ
インド神話をモチーフとする勢力。
三人の創界神｢トリムティル｣が運営しており、トリムティルの創界神達は皆ドラゴンタイプの系統を眷属としている。
治める世界に影響を与えずスピリットと化す転神を扱え、フットワークが軽い。
- アマハラ
日本神話をモチーフとする神世界最古の勢力。
影響力が大きく、この系統を持つ創界神は全て二色かつ二つの系統を眷属とする創界神ネクサスとなっており、ゴッド・スピリットも二体存在する。
主神はアマテラス。岩戸に引き込もっていたがアレックスを密かに後継にしようとしていたが失敗。
その後の転醒編で意外な形で関わってくる。
- その他
クロノス
オリンと因縁があるとされている謎の創界神。
転醒編及び真・転醒編の黒幕。時を操る絶大な力を有し、系統｢時冠｣をもつスピリットを眷属としている。
