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概要

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTC6巻収録「夜の世界の王さまだ!」。

錠剤型の道具で、これを一錠飲むと24時間だけ眠くならず、疲れることもなくなる。効き目が持続している間は眠ろうとしても眠ることが出来なくなるが、効き目を打ち消す薬(正式名称不明)を服用すれば、眠くならない効果を即座に消失させることが可能。

作中では、深夜に勉強をしようとしたのび太の為にドラえもんが取り出した。しかしのび太は途中で勉強をやめてしまい、眠ろうとするも薬の効果で眠ることが出来なかった為、彼に起こされたドラえもんは薬を取り消す薬を渡すことになった。

参考として『ドラえもんのひみつ道具使い方事典1』では、この道具には夜行性動物(特にフクロウ)と同じエキス薬草強性エキス等が含まれていると解説されている。

派生作品

『ドラえもん』を題材としたゲーム作品『魔界のダンジョン』では消費アイテムとして登場している。この道具を服用すると、一部の魔物が使用する眠り魔法を無力化することが出来る。

名称について

上記の名称は大全集20巻収録「ドラQパーマン」の作中で呼ばれたもので、上記の初登場エピソードの作中では、この道具の名称は述べられていない。『ドラえもん最新ひみつ道具大事典』では「眠くならない薬」という名称になっており、大山のぶ代版アニメでは「ネムレーヌ」あるいは「ひとつぶ24時間」という名称になっている。

関連道具

  • ねむらなくてもつかれない薬

薬品型のひみつ道具。

基本的な効果は「ハツラツン」と同じだが、こちらは服用後も普通に眠ることが可能(実際に作中では、のび太はこの薬を服用した状態で眠っている)。参考として「100年ドラえもん」収録「引くえもん」では、ハツラツンと同じ道具として扱われている。

  • 睡眠圧縮剤

薬品型のひみつ道具。

この薬を服用すると、1時間の睡眠で10時間分の睡眠を取ったことになる。ちなみにドラえもんが取り出した道具ではなく、のび太の息子・ノビスケが使用した道具。

  • 宇宙カプセル

大長編版『銀河超特急』に登場したひみつ道具。

この薬を服用すると「テキオー灯」と同様に、どんな環境でも快適に過ごせるようになる。それだけでなく、この薬を服用した状態で眠ると1分間の睡眠で1時間分の睡眠を取ったことになる

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