CV:松本保典
概要
2013年9月22日生れ。16歳。身長177cm 体重65kg。千葉県千葉CITY出身。家族構成は父秀一(45)、母光子(40)と妹麻子(12)。身内はボーグマンだとは一切知らされていない。得意科目は体育、国語。趣味はバイク。
メガロシティ宇宙開発プロジェクト・アカデミーにスカウトされ、13歳で入学。「ボーグマン計画」に参加するものの、ギルバート・メッシュの陰謀により計画が中止。それと同時に、バルテクター装着の強化改造を施された。2020年、サイソニック学園の見習い国語教師として赴任するも、2年の空白期間がある。
正義感あふれる熱血漢だが、単純明快でノリやすい。しかし、単なるお調子者ではなく、周囲への気配りを忘れない、責任感が強い一面を有する。
宇宙飛行士への夢は絶たれたものの、教師となった事で新たな夢をそこに見出すようになる。
AI搭載のバイク『ロードサンダー』は相棒。劇中で一度破壊されるも、スーパーサンダーに強化改造。引き続き相棒として乗りこなしていく。
スーパーサンダーへの変形は、ロードサンダーのスロット内に、ソニックレシーバー内のデータチップを挿入し、リョウの「ソニック・オン!」のボイスコードでロードサンダーの外装が脱着される。その後に新たな外装が転送され装着される事で、スーパーサンダーへと変形する。
スーパーサンダーには新転送システムが内蔵され、敵妖魔の「妖魔空間」内でも、バルテクター及び各種装備を転送させる事が可能となる。
教師見習いになっても、バイクは趣味として行っており、サンダー以外にも水上バイクレースに参加していたりする。
1話でサンダーとともにメガロシティに赴任(それまでどこで何をしていたかは不明だが、妖魔の存在は知っていた)。
この時のチャックとの会話で、妖魔獣との交戦は初めてらしい事を口にしていた。
その後に、サイソニック学園の生徒たちが、アニスとともにメガロビルにて妖魔に襲われ、囚われた事から、本格的に出撃する。
メモリーからソニックレシーバーを手渡され、初実戦とともにバルテクターを装着。合体した妖魔獣に対し拳で倒し、メガロビル内の妖魔人バリアンと対戦。チャック、およびバルテクターを装着したアニスとともに、ソニックウェポンでバリアンを倒し、初陣を飾る。
そしてサイソニック学園に、国語教師見習いとして就任する。
後に、ダストジードの登場(4話)、ロードサンダーの破壊とスーパーサンダーへの強化改造(5話)を経たのち、ダストジードと直接対決に。
ダストジードを退けたものの、その右手首を切り落とされ、以降互いにライバルとなる(13話)。
基本データ
コードNO.50381
コードネームSV
全高:180cm
バルテクター重量:18kg
最大出力:860hp
瞬間最大走力:980km/h
瞬間最大破壊力:550t
跳躍力:35m
視力機能作動時:12.0
聴力機能作動時:1.2km/400hz
最大情報処理能力:390GB
用途:格闘戦
参考資料※月刊アニメディア88年4月号 設定資料館29参照
バルテクター装着後
拳銃のソニックガン(スポンサーおよび大人の事情から、ジリオン銃と同じデザイン)、および格闘戦で戦う。
装着後の名称は無いが、企画時には「ゴールド・ボーグマン」の仮名が付けられていた。
13話で、ダストジードの剣を奪い、互いに剣で切り結んだ。その際に右手首を切断されるが、14話で修復。その際に手首部分に小型ビーム砲が内蔵され、バルテクター装着時に展開、隠し武器として用いることができるようになる。
また、サイボーグの機能として、分析能力および学習能力を有しており、敵のデータ収集と分析、それを学習する事で戦闘能力のアップデートを可能としている。
上記13話でのダストジード戦でその能力を披露し、対戦したジードは予想外に苦戦を強いられていた。
ソニックウェポンは「バトル・マシンガン」。巨大なハーネスの上に装備された大型銃で、「バトル・ゲット・オン!」のボイスコードで転送。強力な弾丸を発射し、敵妖魔を殲滅する。
また、自身のエネルギーを拳に溜め、共鳴させつつパンチを放つ事で、敵妖魔を倒す技も有する(名称不明)。
スーパーサンダーにリョウが乗り込み、両サイドにチャックとアニスを乗せ、三人で敵妖魔に体当たりする「トリプルアタック」は、大型の妖魔ですらも葬ってきた。
余談
劇中では、時折サングラスをかけている。このサングラスは通常、ひも状になっており、手首に巻き付けている。かける時は、これを広げて弦として、グラス部分を展開させる事でサングラス状態にする。
後年のOVA「Lovers Rain」では、自身を追い込んだために右手首が動かなくなってしまった。これは精神力も関係しているらしく、問題が解決するとともに再び元に戻る。
また、数年後にはアニスとアメリカで同棲し、NASAでロケットの製造及び打ち上げの仕事に就いている様子が、OVA「ザ・ボーグマン ラストバトル」で描かれている。
企画時には「夏目想太郎」という名前だった。
本人は「夏目漱石の子孫」……と思い込んでいたが、実際は苗字が同じだけで無関係という設定を持っていた。決まりを破って当然と言う、破天荒な教師キャラとして想定していたらしい。
また、
:2016年4月に自動二輪レース資格、2017年10月に国語Cクラス教員資格を取得。
:2010年にマーシャル・アカデミーに入学。2016年にバイクレーサーとしてデビューを果たし半年後、宇宙飛行士を夢見て引退。
これらの過去設定は、某アニメ誌の記事として掲載されていたものだが、実際は本編に反映されていない初期設定である。
本作は初期設定および没設定を、そのまま本編の決定稿として記事にしている事も多く、そのために整合性が取れていない点もまた多い。
別の物語に於いて『剣狼』の使い手のひとりとして登場する。ただしこれも設定のみであり、作品化および実現は為されていない。