エンド・オブ・スカイ

えんどおぶすかい

エンド・オブ・スカイとはウマ娘メジロマックイーンの別衣装である。

「昇ってみせます！遙か、果てなき未来へ！」

概要

アニメ最終回と同日の2021年3月30日に、アプリゲーム側でもTVアニメコラボガチャとして実装された。レアリティは★3。

黒を基調としている通常衣装と異なり、白を基調としたカットアウェイショルダーにホットパンツと露出度が高い服装になっている。(ちなみに両者ともへそ出しは共通)

アニメでの登場シーンが忠実における1992年以降のレースだったことを踏まえると、徐々に白くなっていく芦毛の意匠も汲まれているようである。(対照的にメインストーリーやゲーム版の育成ストーリーは概ね1991年までのレースがフィーチャーされている)

名称は「空の果て」を意味する。『うまよん』31話でも野球観戦で「♪狙えっ狙えっ空の果て～」とメジロマックイーンが「ユタカ」という選手を応援するシーンがある。

アニメ第二期では、1992年4月26日の第105回天皇賞(春)で繰り広げられたメジロマックイーンとトウカイテイオーの大勝負をモチーフとした物語が展開される。

原典のレースにおいてメジロマックイーンの騎手をつとめた武豊が、「あっちが地の果てなら、こっちは天まで昇りますよ」と述べたのが元ネタとみられている。

武騎手の言葉はトウカイテイオーの騎手の岡部幸雄の「地の果てまで走りそう」発言に応えたものであり、同ガチャで実装されたトウカイテイオーの新衣装版［ビヨンド・ザ・ホライズン］はこちらを言い換えたものになっている。

性能

初期ステータス

	スピード	スタミナ	パワー	根性	賢さ
★3	G+/74	F/110	G+/72	G+/108	G+/86
★5	G+/90	F/134	G+/89	F/132	F/105

成長率

スピード	スタミナ	パワー	根性	賢さ
+0%	+10%	+10%	+0%	+10%

初期適正

距離適性	短距離	マイル	中距離	長距離
バ場適性	芝	A	ダート	E
	G	F	A	A
脚質適性	逃げ	先行	差し	追込
	B	A	D	F

所持スキル

固有スキル	最強の名を懸けて	最終コーナー以降に前めで力が尽きかけ詰め寄られると速度を上げ続ける
初期スキル	直線巧者	直線で速度がわずかに上がる
	スタミナキープ	レース中盤が迫ったときわずかに疲れにくくなる＜作戦・先行＞
	深呼吸	直線に入ると息を入れてわずかに疲れにくくなる＜長距離＞
覚醒スキル	秋ウマ娘(覚醒Lv2)	秋のレースが少し得意になる
	クールダウン(覚醒Lv3)	直線に入ると息を入れて疲れにくくなる＜長距離＞
	ペースアップ(覚醒Lv4)	レース中盤に追い抜くと速度がわずかに上がる
	ハヤテ一文字(覚醒Lv5)	直線で速度が上がる

固有スキルについて

厳密な発動条件は、最終コーナー以降において「3位以内」「体力割合が45%以下」「後ろのウマと1馬身以内かつ1秒以上追い越し状態の対象になっている」とかなり多く、扱いづらい。

バランス調整以前は「体力割合が35%以下」でさらに発動タイミングが厳しく、効果時間も6秒ではなく5秒だった。同じく「速度を上げ続ける」族であるバレンタインフラッシュの固有スキル性能に寄せた変更となった。

固有スキル演出でもビヨンド・ザ・ホライズンと対になっていて、発動時にはアニメ版2期のOPである「ユメヲカケル!」が流れる熱い演出がある…のだが、ただ前の方にいれば固有が発動する黒マックとは異なって発動条件がシビアかつ負けかかっている状況であり、そのまま本当に負けてしまうこともしばしば。長く最弱固有スキルの筆頭格扱いをされ続け、主題歌が流れる激エモ演出のはずが「負け確BGM」と呼ばれる始末。どうしてこうなった…

この惨状を見てか2022/2/24のバランス調整で強化を受けたのだが、発動率自体は緩和されたものの逆に加速中に暴発してしまうこともあるなど、依然として扱いづらいままである。同時に調整された新衣装トウカイテイオーの固有が大幅強化された一方でのこれなので、残念というほかない。次回のバランス調整に期待しよう。

一応覚醒スキルの面では元の勝負服とタメを張れるレベルではあり、Lv3で長距離用回復の「クールダウン」、Lv5でバランス調整による大幅強化を受けた「ハヤテ一文字」を覚える。春ウマ娘の代わりに「秋ウマ娘○」を覚えているのも特徴。

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