概要
1964年10月8日生まれ。
学生時代は競輪の選手を目指していたが、交通事故による怪我が元で断念。
1986年に『三角公園USA』という漫才コンビを結成するも、1989年に解散して吉本新喜劇に入団。
その後、演技を高く評価されて1999年から座長に就任。
2019年、吉本新喜劇60周年を境に2月いっぱいで座長を勇退。現在はベテラン座員として活動している。
最近では俳優としてNHKの朝の連続テレビ小説『あさが来た』に出演したり、NHKの『生活笑百科』に相談員として出演したりと幅広く活躍している。
芸風
新喜劇においては当初は特徴であるアゴをいじられていたが、その一方で自身が座長を務める公演では、トラブルを抱える人々を救うのに貢献する人情的な内容が多い。
茂造じいさん(メイン画像)
辻本茂雄を語る上で欠かせない名物キャラ。
毎回いろんな所でアルバイトとして働いては騒動を巻き起こす。
任侠トリオ
辻本をリーダーとしたヤクザ3人組。連携ギャグが特徴。
アキとの掛け合い
アキ氏(水玉れっぷう隊)演じるキャラが憤慨すると、辻本が「すいませ~ん!」と謝罪し、アキも「いいよぉ~」と言い返すのがお約束。
シゲオとアキコ
辻本とアキによるおかしな夫婦。
階段トラップ
標的となる共演者が階段を上ると、杖で壁を叩いたり呼び鈴を鳴らすなりして階段を坂道に変形させて落とすギャグ。実は意外と役に立ったりする。
また、階段のセットは当初は正面向きだったが、観客の安全に配慮して現在では横向きになっている。
トラップ作動時に演出上滑りやすくなるよう角度を急にしたり、表面に蝋が塗られている。
ちなみに標的はちゃんと選んでいるとのこと(標的にしたくない共演者は井上竜夫氏、未知やすえ氏等)。
壁・扉トラップ
こちらも階段トラップ同様に、杖で壁を叩いたり呼び鈴を鳴らして発動させることで共演者たちを脅かすギャグ。
やはり意外と役に立つ。
着メロネタ
ある出来事が起こると、突然BGMが流れるが実は茂造じいさんのスマホの着メロだったというギャグ。
共演者いじり
辻本が座長を務める新喜劇では、とにかく共演者をいじりまくるのが多く、場合によってはリアルビンタしたりバッグで殴るなどして、石田靖氏に負けないぐらいのバイオレンスの限りを尽くすこともある。特にリアルビンタは山田スミ子氏からの伝承だったりする。