概要
1963年生まれの女性芸人。夫は同じく吉本新喜劇座員であり1999年から2019年3月まで座長を務めていた内場勝則。
人物
経歴
1982年に漫才コンビ「やすえ・やすよを結成。若手新人賞を受賞するなど期待されていたが1984年12月30日にコンビを解散し新喜劇に入団した。
1992年に内場と結婚し、1女をもうける。
新喜劇の持ちネタ
- 新喜劇入団初期にはかなり太っており、お腹が出ている(他に三段腹、妊娠している)ことなどを散々ネタにされていた。これを逆手に取り「白ブタ!」と言われたり出演者たちが揉めて、収拾がつかなくなると、罵倒した演者に激怒しブチ切れて河内弁で捲し立て始める。また、その場に居合わせた出演者を全員横一列に並べて正座もしくは直立不動で待機するよう命じ、一人ずつを巻きざっぱ(ツッコミ用の柔らかい棒)で殴りながら毒づいていったりする。口応えをしようものならさらに殴る。また、夫である内場勝則に「家で怒られている気分になった」とかぶせさせたこともあった。痩せてからはこの後に「最近痩せましたね言われるけどな」という台詞で繋ぐ事が時折見られる。内場を相手にキレる際は「明るいのは舞台の中だけで家に帰ったら部屋に篭ってる」などと私生活を暴露したりもする。他の座員に関しても、場合によってはキレられる座員に対して実話に基づいたダメ出しをおこない、これもあまり見られないギャグの一つとなっており締めのセリフ以外を辻本茂雄がアレンジして行うこともある。締めに「お前らいっぺん頭スコーンと割って脳みそをストローでチューチューしたろか!?」「舐めとったら食らわすぞ!?しょーもない」などと脅し(出演者は恐れをなして頭部を抑える仕草をする)「怖かった〜」と可愛く振る舞い舞台上の役者が皆こける。または、ふと他の出演者を見て「あの人怖い」「誰か助けて」と可愛く振舞ったりする場合もある。その後、「あんたが一番怖いわ!」と突っ込まれることも多い。この芸が確立したことによって夫の内場や辻本扮する茂造じいさんやすっちー扮するすち子など型破りな行動を売りとする劇中のキャラクターはもちろんのことダウンタウンやナインティナインなどの後輩芸人や明石家さんまなどの司会者をもってしても頭が上がらない人物となっている。
- 減量に成功し、ヒロインを演じるようになって以降は共演者に「綺麗ですね」などと褒められると「そんなキレイやなんて……」とはにかんだ後「フハハハハ……!!」と不気味に笑う。本人曰く「喜びの最上級」を表しているとのこと。