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概要編集

すっちーは、吉本興業所属の芸人・喜劇俳優である。

本名は「須知 裕雅(すち ひろまさ)」。既婚者で、二人の女児を授かる。

来歴編集

1972年生まれ。大阪府摂津市の出身。

幼少の頃から水泳を習っていたため、小学生の時点で腹筋が割れていたらしく、現在でも逞しい体を持つ。反面、身長は158cmと、男性としては小柄な体型。

高校時代の同級生にナインティナイン矢部浩之がいる。

高校卒業後は専門学校を経て自動車整備士として働くが、数年後に退職。吉本入りする。

社会人を経験しているため、芸人デビューしたのが24歳と遅咲きである。そのため、年下の先輩が多く、陣内智則ケンドーコバヤシフットボールアワー小籔千豊らがこれに当たる。同期にはロザンライセンスらがいる。

ビッキーズ編集

同じく整備士を辞めた友人・木部信彦とコンビを組み、漫才コンビ「ビッキーズ」を結成(当初は「LSD」というコンビだったが、後に改名)。この時点では本名で活動していた。

最大の特徴は、背中に”飴”と書かれたハッピを着用し、登場直後に観覧席に飴を撒くパフォーマンス。須知はボケを担当し、張りのある大声と毒舌、客いじりを織り交ぜたスピーディーなネタを持ち味としていた。

「上方お笑い大賞」、「NHK上方漫才コンテスト」など栄えある大会で優秀な成績を収めたが、奇抜なパフォーマンスが仇となり、劇場では前座扱いを受けることが多く、2007年に解散。木部は芸人を引退する。

新喜劇編集

解散後、一年ほどピン芸人として活動した後に吉本新喜劇に入団。同時に芸名を、本名から愛称であった「すっちー」に変更する。

上下関係が特に厳しい新喜劇座内であったが、大御所・先輩らの期待と信頼を得て、2年後には次期座長・副座長クラスに昇格。この頃に持ちキャラクターである「すち子」(後述)が生まれる。

その後、寝坊による遅刻のために一時、謹慎処分となったが、その時期に同じく座員の松浦真也とコンビユニット「すち子&真也」を結成。謹慎中の空いた時間を利用した特訓の末に「歌ネタ王決定戦2013」にて優勝、初代王者となる。なお、この歌ネタに関しては新喜劇本編の中においてもたびたび披露している。

翌2014年、5月17日に座長への昇進が正式に決定。現在に至っている。

芸風編集

新喜劇では、コミカルな動きや常識外れの発言で場をひっかきまわす、トラブルメーカーなボケキャラを演じることが多い。

すち子編集

すっちー扮する、大阪の名物オバハン。

リンク先記事を参照。


エロネタも得意としており、ピン芸人時代は風俗漫談を主な持ち芸としていた。また、仲の良い友人であるチュートリアル・徳井義実、同じく新喜劇座員で漫才師のランディーズ・中川貴志らとともに「エロ三羽烏」なるユニットを結成。性体験の話や風俗談議、性癖へのこだわりなどを赤裸々に語るライブイベントをたびたび開催している。

関連タグ編集

芸人 吉本興業 吉本新喜劇 よしもと新喜劇

小籔千豊:同じく新喜劇の座長。毒舌家で芸に厳しいとされる小藪が絶賛する、数少ない後輩の一人がすっちーであり、またすっちーも小藪を「恩人」として尊敬している。

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