海野凪

うみのなぎ

『カッコウの許嫁』の登場人物

「俺は天野さんの契約上の彼氏だ！」

人物

本作の主人公。目黒川学園高校に通う2年生。定食屋の息子。

実は天野エリカとは赤ん坊の頃に取り違えられた子供同士で凪の実父はホテル王だった。しかし実の子も育ての子も可愛い両親2組によってエリカと許嫁関係&同居関係を送る羽目になってしまう。

学年2位と成績はかなり優秀で、本来なら海野家の経済状態では在籍が難しい私立高校である目黒川学園高校に特待生として在籍している。しかし勉強に集中するがゆえに友達はおらず周りからは陰口を叩かれるなど馬鹿にされている。

本人はそれに対しあまり気にしてはいないが、学年1位である同級生の瀬川ひろに想いを寄せている。

基本的にはひろを一途に想っているがエリカや血の繋がってなかった妹・幸との間にも揺れ動くようになる。

元ヤンキーの育ての両親による影響か、一撃で喧嘩相手を倒せたり、本人は軽く打ったつもりのパンチが周りが怯えるほどの威力であったりなど腕っ節がかなり強い。

また料理などの家事全般が得意。

作者の作品の主人公では前作・前々作とは打って変わって真面目かつ温和な優等生である。(ただし、周りから避けられている・友達がいない・喧嘩が強い点は同じ)

許嫁（親認定）。最初は同居生活などの事で、少々険悪状態であったが、共に過ごすうちに異性として意識し始める。

想い人にして勉学に励むきっかけとなっている人物。

義妹。凪とは血が繋がっていないが、共に過ごした時間が長かった為に妹として大切に思っている。しかし、取り違え子と発覚した現在では、兄ではなく異性として見られている。

育ての親。元ヤンである上に血のつながりはないものの、海野家の家訓を凪に教え込むなど、彼を正しく育て上げた。

実の両親。対面したばかりであるが、エリカとの仲など実の親として凪の事を見守っている。