概要
「令和時代」に、とび抜けた実力もしくは強い影響力・支配力をもつであろう「怪物級の人物」を指す言葉。「平成の怪物」から生まれた派生語である。
高校生の日本歴代最速となる163km/hを計測した、現在千葉ロッテマリーンズに所属する佐々木朗希投手が「令和の怪物」と称される。
2022年4月10日、オリックス・バファローズ戦では、初回2死からプロ野球新記録となる13者連続奪三振、元オリックス・ブルーウェイヴの野田浩司氏が持つプロ野球記録に並ぶ毎回の1試合19奪三振、28年ぶり(1994年の元巨人の槙原寛己氏以来)史上16人目16回目の完全試合を達成し、21世紀令和初かつ史上最年少となる20歳5ヶ月での完全試合達成者となった。
実は、佐々木投手にとってこの完全試合がプロ初完投、初完封。プロ初完投・初完封が完全試合なのはプロ野球史上初となる大快挙。本来であれば「プロ初完投」は話題に上がるはずだが、とんでもなさすぎる大快挙だっただけに、こちらは大きな注目とはならなかった。さらに、プロ通算14試合目、プロ通算5勝目での達成もプロ野球史上最速記録。2021の5月16日の西武戦でプロデビューして以来、たった1年未満での達成だから驚異的すぎる化け物ぶり。
この業績からも「令和の怪物」というニックネームが相応しいだろう。