概要
「令和時代」に、とび抜けた実力もしくは強い影響力・支配力をもつであろう「怪物級の人物」を指す言葉。「平成の怪物」から生まれた派生語である。
- プロ野球関連では、佐々木朗希が高校生時代から「令和の怪物」と呼ばれるようになった。
- 大相撲関連では(元横綱白鵬の)宮城野部屋に所属する力士・伯桜鵬に対し、一部メディアで「令和の怪物」の呼称が用いられた。アマチュア時代実績から幕下付出で初土俵を踏み、所要1場所で十両昇進、さらには新入幕の場所で幕内優勝争いを展開した。
佐々木朗希の場合
高校生の日本歴代最速となる163km/hを計測した、現在千葉ロッテマリーンズに所属する佐々木朗希投手が「令和の怪物」と称される。2022年4月10日のオリックス・バファローズ戦では、
- 初回2死からNPB新記録となる13者連続奪三振
- オリックス・ブルーウェーブの野田浩司が持つNPB記録に並ぶ毎回の1試合19奪三振
- 28年ぶり(読売ジャイアンツの槙原寛己以来)史上16人目16回目の完全試合
…を達成し、これが21世紀令和初かつ20歳5ヶ月の最年少記録に。先発投手としても珍しい最速165km/hの豪速球を投げるだけに、この業績からも「令和の怪物」というニックネームが相応しいだろう。