CV：滝口順平
概要
宇宙皇帝ドライアスに協力するマッドサイエンティスト。
本名はジャンゴ・タランティーノ。
暗黒世界の到来と地球制覇を目論んでおり、彼本人も30億円強奪事件を引き起こしている。
かつては学会で将来を有望視されていた若き科学者だったが、名誉を焦るあまり天野博士の研究を盗んだことがばれ、学会を追放された。そして自分の実力を認めなかった世界を滅ぼすべく狂気の科学者となり、独自に海底基地を建設。ドライアスと地球を売り渡すことを条件に手を組み海底基地を提供した。
人類の皆殺しを計画し、ドライアスから「奴隷が居なくなるのは不味い」と止められるなど、生命に対する愛情は一切持ち合わせていない邪悪な性格だが、亡き母親とかつて思いを寄せていた天野ユリには頭が上がらない。前者は幽霊となって復活した際には何度も頭を下げて謝り、後者は命日には墓を綺麗に掃除し、薔薇の花を供えている。
また目立ちたがり屋な一面もあり、ノーベル賞受賞会場の占拠をはじめ、テレビカメラに至近距離で映り、演説をすることを好む。失敗作の多い天野博士に比べるとかなりの天才科学者だが、間の抜けた所が多々見受けられる。また開発したメカ獣がファイバードに破壊され資金難に陥った際には資金獲得のための作戦を立案した。自身もメカ獣を操縦する技術を持ち、私欲のためではあるがシュラとゾルとトリオを組み出撃することがある。
最終決戦において、暗黒のエネルギーの力によって以前の青年の姿にまで若返るが、ファイバードにドライアスが倒されると一気に老化。宇宙警備隊が地球を去った後、こっそり逃げようとしたものの、佐津田刑事に捕まえられ、逮捕された。
関連項目
勇者シリーズの悪の科学者
ウォルフガング(勇者特急マイトガイン)：こちらは根っからの悪人というわけではないが
