「家族の仇を取れるなら、俺は何だってする!クソ侍にだってなってやらぁ!」
CV:佐藤元
概要
本作の主人公。
嘗ては両親と弟のツキトの4人家族で会ったが、ある日、その家族を雑面ノ鬼の侍に殺されて以降、仇を探して日本中を旅していた矢先、手掛かりとなりうる同じ雑面を付けた侍を見つけるが、そこで乱闘騒ぎを起こしたせいで岡っ引きに連行されてしまう。
そのまま死刑を言い渡されるが、同時に替え玉新選組の一人に選ばれた。
当初は大嫌いな侍になるのを嫌がったが、新選組も雑面ノ鬼の行方を追っていると知り、仇討ちの為に戦う覚悟を決める。
以後、近藤勇の替え玉となるが、あくまでも名目上の物であり、実際のまとめ役は藤堂平助が務めている。
人物像
口が悪くて素行不良という、典型的なヤンキーのような人物。
良くも悪くも直情的で、どんな時でも自分の感情最優先の為、頻繁に命令や言いつけを破る上に、本人の頭もお世辞にも良いとは言えず、行き当たりばったりな行動をとってはサクヤから馬鹿にされたり、藤堂から鉄拳制裁を喰らうのがお約束。
御用改を「ブッコミ」と言い換える等、発想も血の気が多く、元の新選組のような誠実さは欠片も感じられない。
このように何かと荒っぽい性格だが、嘗ての自分と同じく雑面ノ鬼に襲われている親子に自分の面影を重ね、咄嗟に助けに入ったり、過去の罪を糾弾されるサクヤを庇う等、決して単なる乱暴者ではない、優しい一面もある。
自分の過去故に大の侍嫌いであり、刀を持つことも当初は嫌がっていた為、新選組に入るまでは主に足技を駆使した徒手空拳で戦っていた。