ネタバレ注意
「目標確認、目標確認!!!!!排除行動に移行ォ!」
「さようなら!さようなら!さようなら!!貴女はもう、逃げられないッ!」
「いたぁい!いたいよォ!アハッハハハハハ!」
概要
ナヒースとはドールズフロントラインに登場する人物であり、新型のNYTOである。
登場は大陸版の夏季大型イベント「鏡像理論」。
NYTOの中では最も異質なメインウェポンを持たないNYTO、しかし階級は最上級NYTOであり、その実力は見かけとはかけ離れた苛烈な攻撃性を持ち合わせている。
武器が無いと言っても足に着いた反重力装置で様々な場所を障害物問わずに滑空できるため、移動に関してはかなり大きなアドバンテージを得ている。また自身に向けられた攻撃を分散させる特殊能力も持っており、本人の高度な知能と狡猾さも相俟って非常に脅威的なNYTOである。なお本人の周りには無数の細剣型ユニットが飛行しているが、これは通常攻撃に使っているものと思われる。
容姿
これまで出て来たNYTOの中では最もシンプル。
ストーリービジュアルはかなりアグレッシブな立ち絵になっており、いつも狂気的な笑みを浮かべ、凶悪な発言を連呼する。その様子から、誰が呼んだか「悪落ちMDR」。
骸骨のような仮面を頭の右端につけ、体の大部分が露出した服を纏っている。仮面は通常状態では顔に張り付けているが、戦闘状態に移行する際に顔の横にずれているようだ。
脚は針のような脚部にブースターのついた異形の姿をしており、これを使ってフワフワと戦場を飛び回って敵を攪乱すると思われる。
髪色は灰色の混じった白、眼のふちに着いた赤い隈取はにじんだような歪な模様を描いている。目は赤と黄色のオッドアイである。
戦闘面では
かなりの強敵であり、これまでのBOSSとは一層違った厄介さを持っている。
まず、特筆すべきは自身の体力ゲージを「5~8」本に分化させて攻撃を緩和するスキル。
このおかげで、DPSがあちらこちらに飛んでしまい、本体にダメージを与えることが相当困難となる。ライフル人形達を巧みに使わなければまず攻撃は通らないと考えてよい。
そして、もっと厄介なのが低間隔で使用する攻撃スキル。
これは一体の人形をターゲットにし、警告メッセージが浮かんだマスの上に立っている人形にダミー1LINKを確定で消し飛ばす必中攻撃を当てて来る効果を持つ。
メッセージが表示されてから多少の猶予はあるものの、足の遅い人形がターゲットになると瞬く間に体力が溶けてしまう。
しかしこの時、ターゲットになった人形の辺りに無数の斬撃が飛ぶエフェクトが表示される上、ナヒースが大きく右腕を振りかぶり、姿を消して高速接近してくる動作を行うため看破は容易である。ナヒースが消えた瞬間が合図なのでうまく避けよう。
なお、素のスペックは姉妹機たちよりもかなり高めになっている。
戦力を十分増強させてから討伐に向かおう。
ストーリー内での動向
反逆小隊を裏切ったとある人物の情報を受け、追われている途中の自身の姉妹個体を護衛するため接近してくる。
知的だがどこか気持ち悪さを感じる不気味な口調でこちらに迫り、指揮官傘下の部隊を潰そうとパラデウスのエリート信者たちを差し向けて来る。
後半ではパラデウスの本拠地に乗り込んだ指揮官たちの前に本格的に登場。
「あっひひひひひ、あっあはははははは!弱いくせにィ必死になっちゃってェ!面白いねェ!ははははははは!」
ここで、かなり性格がエキセントリックかつ狂気的なことが判明。
なお、その狂気は尋常ではなく、通常会話すらも成立しているのか危ういレベル。
その上、いくら攻撃を受けてもゲタゲタ笑ってこちらに食って掛かってくるため、コリブリやデリンジャーなどの味方の人形たちがドン引きする事態に…。
その上、その攻撃的かつ非人道な言動は、姉と共にSOP2はおろか、楽観的なあの人すらもキレさせた。
しかし、予想外の助っ人の登場により戦況を巻き返されて姉に指揮官たちを追いつかせてしまう。その後重ねて、パラデウスに関連のあるとある重要人物をグリフィンに保護される失態を犯したが、本人はどさくさに紛れてうまく雲隠れした。
日本版では
日本鯖に登場した際の名前はナルシスであった。
公式の出した鏡像論攻略支援の動画内では、同イベント内で登場する新たな3体のボスの中で唯一
「頑張れば勝てる!!」
と表記されていた。(他2体のボスは「逃げる!!」と表記され、公式が回避を推奨していた)
また、スコーピオンからは、「名前通りナルシス~って感じの外見だもんね...」と言われており、他の2体分のボスの怒りをぶつける対象にされていた。
由来
名前の由来はナルキッソスとヒース(呪いの土地と揶揄されたイギリス地方の乾荒原)の造語だと思われる。
尊大かつ狂気的な自己信仰主義の性格を持ち、戦場に出れば自身の味方すら巻き込み混戦状態の地獄を作り上げる彼女をイメージした名前なのだろうか。
なお、そんな彼女だが姉には逆らえない模様。(※実際の姉妹仲はえげつないレベルで険悪)