「この黒バラの小太刀が、足腰たたなくしてあげましょう」
概要
CV:島津冴子
聖ヘベレケ女学院(高校)1年で「格闘新体操」の使い手。通称「黒薔薇の小太刀」。
外見は髪をサイドテールにした美人。
主要登場人物である九能帯刀の妹で、風林館高校校長の娘。新体操をしているからか、レオタード姿で行動することが多いが、自宅ではドレスを着ている。
人物
容姿とプロポーションは完璧で、料理の腕前は一流、文武両道、礼儀作法にも通じた良家のお嬢様…だが、兄と同様常軌を逸した変態であり、周囲からは敬遠されている。
あかねを闇討ちにしようとした際に、乱馬に出会い、彼に異常な恋心を寄せるようになった。兄と同じく「おさげの女=乱馬」だとは全く気づいておらず、らんまを「自分と乱馬の恋路に割って入る邪魔者」と思い込んで敵視している。
恋愛に関してはシャンプーに負けずとも劣らない強引なスタイルで、兄・帯刀をして「陰険で執念深く、気立てが悪いが、根もひねくれていて、狙った男は逃がさない」と評されており、勝つためなら卑怯な手段も躊躇わず、眠り薬やシビレ薬を平然と使用する中々の危険人物。
実際に新体操の試合においても闇討ちをして不戦勝にするなどしていた。
作者曰く、兄・帯刀との仲は悪いとのこと。
原作ではなぜか父親である校長との絡みが皆無だったが、アニメでは再会しており意外にもファザコンである。
まさにるーみっくわーるどでの「残念な美人」。
能力
パワー | ★☆☆☆☆ |
---|---|
スピード | ★★☆☆☆ |
テクニック | ★★★☆☆ |
頭脳 | ★★☆☆☆ |
ハート | ★★★★☆ |
スタミナ | ★☆☆☆☆ |
能力設定(5段階評価)はワイド版11巻で登場。
全体的にテクニック寄り。
トリッキーな戦術を用いる分、正当派剣道である帯刀よりも適応力に秀でる。
格闘新体操
小太刀が得意とする格闘技。素手での攻撃が禁止されており、主に新体操の道具を使って攻撃する。
各種新体操用具にそれぞれえげつない仕掛けを施して攻撃するのが基本。
小太刀は棍棒からは無数のトゲが飛び出す仕掛けをしていたり、フラフープには剃刀を仕込んでいたり、紐やボールはそれぞれに見せかけた棒や爆弾を用いたりと容赦の無い細工をしている。
小太刀は無数のトゲを仕込んだ棍棒と剃刀入りフラフープを特に愛用していた。
卑怯な面も目立つが、新体操で用いるリボンを自由自在に操ることが出来る。
千手棍棒乱れ打ち
20本もの棍棒を片手で操り連続突きを繰り出す(1本の棍棒が20本に見えるのではない)という人間離れな技。
その威力はらんまの高速突きと互角であり、手元が全く見えない程の速度を持つ。
黒薔薇吹雪
小太刀の象徴と言える技。
何処からともなく現れる無数の黒薔薇の花びらで相手を撹乱する。単なる演出から痺れ薬を含ませた薔薇を用いているなど、様々。勿論出てきた薔薇はそのまま放置で散らかりっ放しと迷惑極まり無い。
余談
演じた島津冴子は、らんま1/2関連のイベントで必ずと言っていいほどドレスを着用していた。