「咲き乱れる桜の中、一人舞うその姿は」
「桜に愛されし、そして桜を愛す、春の巫女」
「さぁ、踊ろう。春の巫女と共に、桜も意気揚々と美しく舞う」
概要
YouTube動画投稿者「パト」氏のYouTubeチャンネル「パトパトチャンネル」のゆっくり茶番劇およびゲーム実況動画に登場するキャラクター。
雪花の双子の妹。立ち絵は琴葉茜を改変したもの。(現在はその立ち絵ではなくなっている)
由緒正しい四季家の一族。私立高に落ちて暇な所、パトの面倒を見るために雪花と一緒に幻想郷へやってきた。
悪意を感じない敵や仲間にはとても優しい、温厚な性格。ゲームが好きで、馬鹿で不器用、そして体力のない運動音痴。
プロフィール
2年前
2年前の彼女はとても破天荒で、普通では考えられない痛々しい行動が目立つ、いわゆる厨二病だった。
→「妖艶に舞う桜姫」と名乗り、礼花の振袖を勝手に持ち出したり、怪我もしてないのに包帯や眼帯をつけたり、挙句の果てには髪を黒く染めて変な色になった。
成績はほぼ最下位、学校にもほぼ毎日遅刻。いわゆる落ちこぼれだったのだが…
ある日、人生に絶望しこのまま自殺したらどれほど楽かを考え森の方にやってきた雪花と鉢合わせ。
雪花に「雪花が勝ったらせめて最低限の生活はしてもらう」「桜花が勝ったら好きにしていい」
と言われて戦い勝利したが、雪花に怪我を負わせてしまい混乱し、そのまま怪我した雪花を森に置いて家に帰ってしまった。
その後雪花は森の奥深い所まで迷い込んでしまい、月花、礼花が探しても見つからず桜花は礼花に滅茶苦茶叱られた。が、偶然パトが地球訪問して雪花を見つけ家まで送ってくれたため、その後雪花に謝ることができ、その時に改心して今の性格になったと思われる。
四季開放
第一開放
一回目の開放は桜の髪飾りが付く。
※なお、この髪飾りは物語4章の序盤で常に装備されるようになる。
固有結界が展開され、その結界の中で桜に触れると一定時間身動きが取れなくなる厄介な状態がある。
第二開放
桜花の場合は大きな桜が立ち絵の後ろに出てくる。
(レイヤーで例えると桜花が2、大きな桜が1。)
桜花は「絶対に大切な人を守りたい!」という思いで第二開放を習得した。
守護天華
いかなるものも塞ぎきる、桜の形をした完全防御の盾。守護天華は相手の技の威力の倍の守備力で攻撃を防ぐ。守備力は霊力依存のため、桜花の「無限霊力」とは非常に相性が良い。
能力
「春を操る程度の能力(桜、癒し)」と「無限霊力」を持っている。冬の四神・玄武を宿している。
※「無限霊力」は霊力を思う存分使える代わりに体力を消耗するため、4章の時点ではそこまで活かせていなかった。
技
「四季春式」の名称が入るが省略。
- 「桜大手裏剣」
- 「桜刀乱舞」
- 「桜膜」
- 「追尾式大春玉」
- 「満開桜」
- 「桜光乱舞」
- 「癒し玉」
- 「初春の風」
- 「桜一閃」
- 「花筏」
- 「天華螺旋」
- 「満開守護天華」
- 「桜憐縛」
- 「奥義 真守護天華」
我流
- 「桜の木漏れ日を纏いて」
桜花が降り注ぐ光線を防ぐため、その場で考えたスペル。守護天華を展開させ、相手の攻撃を完全に塞ぎきる究極の盾。
守護天華は究極の盾 天上の華は災いを塞ぐ神聖なる華
その華に日差しを合わせることで木漏れ日が生まれ、世界は優しさに包まれる…
守護天華が浴びた熱量エネルギーは、すべて守護天華の力に変わり、桜花の元へ還元する。そう、つまり与えられた熱量エネルギーの量に応じて守備力も高くなる。相手の攻撃を守備力に変換するので、桜花はおそらく霊力(体力)を消費しない…
- 「自動守護天華」
最終詠唱
一の舞から六の舞まである。
「一の舞」と唱えた瞬間から桜が舞い始め、気配が桜に消され、桜に触れた相手は身動きが取れなくなる。
- 一の舞「桜の喜びが全体を桜で覆う」
- 二の舞「全てが桜一色、でもまだ足りない 踊りましょう、世界が桜に染るまで」
- 三の舞「より一層美しくその桜で世界が染まる」
- 四の舞「ここは桜に染まった桜と巫女の世界」
- 五の舞「貴方にも桜の世界へ導きましょう」
- 六の舞「さぁ、時は満ちた」 咲け「満開桜」
※舞い始めた桜は人間で言う空気と同じく無害なものとして判定され、バリアーなどのいかなるものも貫通する。
四季地玄「湧き上がる大地の生命」
キルケ(戦闘力5000万時)の力の100倍は優に超えるであろう超特大の霊砲弾を放つ。
まともに喰らえば消滅するほどの力を蓄えた霊砲弾はスピードこそ低いものの、防ぎきるのには莫大な力とオーラを失うことになる。
四季春式魔改造
- 「狂乱桜」
- 「桜鏡偽現界」
- 「春來」
- 「天真爛漫」
- 「天華乱舞」
- 「瞬華」
日曜
七曜の魔女「日の魔女」として力。
- 「リミテッドブレイク」
- 「七曜の恩恵(治療)」…勝手に治して勝手に傷つける、桜花にとって相性抜群の恩恵。
蘭
桜花が編み出した12種類の霊力と魔力を混ぜ合わせて作った特殊魔法能力。
- 蘭~シンピピューム~ 花言葉は「飾らない、素朴」効果は「状態異常の解除」。
- 蘭~オンシジューム~花言葉は「一緒に踊って」効果は「術者と同じ動きをさせる」。
- 蘭~デンドロビューム~花言葉は「わがまま美人」効果は「能力貫通追加」。
- 蘭~デンファレ~花言葉は「有能」効果は「能力同時操作」。
- 蘭~ファレノプシス~花言葉は「純粋な愛」効果は「復元力」(物と物を引き合わせる。2つの対象が離れているほど引き合う力が強くなる)。
暗元、玄武、美桜姫由来の技、武器
- 宝刀・美桜姫(武器)
四季友神玄武七曜天~蘭満玄天華~
神域結界~妖艶に舞う桜姫~
無限霊力で膨大な力を補えた(メリアが青ざめるほどの霊力を酷使した)+玄武という神が内側にいた事で発動直後に『結界』から『解界』に昇格させた。
効果は、『蘭無詠唱常時発動』『満開桜』『守護天華装甲』『理想の実現化』
- 四季暗玄流「玄帝王大車輪」
四季春式究極詠唱術式(最終詠唱に「完の舞『全てに感謝を、全てを身に纏い踊りましょう、私は妖艶に舞う桜姫』」を加えたもの)
2.5幕 〜七曜の魔女〜
恋人となった要とパトの幻想郷の家で同棲している。
月花のおさがりのシュシュをつけ、月花と同じ美容院に通い始めたため容姿は髪を切る前の月花と瓜二つになっている。
パトたちが旅に出て8ヶ月後のストーリーなのだが、実はパトたちが旅に出てから2ヶ月後には既に付き合い始めていた。
突如現れた悪魔界の扉を開こうとする魔女達を止めるため、パチュリーたちと共に魔女を倒しに星蓮船へと赴く。
全てが終わったあとは真っ先に要の元へ行って抱きつき、神威と道影の(恋愛的な)仲を取り持とうとする素振りを見せる。もはや女子中学生。
「道影の言葉のおかげで勝てた」という神威をいじり倒しており、ことある事に道影の話題に繋げてくる。
魔法まで
実は桜花には、七曜の魔女「日」の魔女の素質があり、恩恵(治療)まで使用できるという。
そのため、罰を受けることになった6人の魔女たちのリーダー兼生活管理役としてパチュリーの元で修行することになった。
ちなみに住居は全員パトが住んでいた家で、要と6人と桜花で計8人。そこらの家族より遥かに多い。
その魔法を使うスタイルを見た目にも反映して魔女っ子スタイルのままで実家へ帰った際、礼花に「厨二病再来」(意訳)と言われていた。
また、その一連の流れによって、厨二病歴があることが要にバレた。
逞しい女の子
第5章3幕にて、東京にて久しぶりに凍夜と再会。
要のことを彼氏として紹介したついでに「将来的には婿養子として神社継いでくれるかもしれないよ」と、彼氏のいる事実(ついで交際が始まってから1年経ったら婚姻届を書いてもいい、と実質結婚)を認めさせ、
「同棲もしてる」と追い討ちをかけたばかりか「彼氏いびりしたら許さないからね」と、凍夜の「認めない!」な化石思考を尽く粉砕し、凍夜に(いつの間にそんなたくましくなったんだ…)と思わせるようなパワフル女子になっていた。
オーブの所持者
彼女の桜の髪飾りの正体は「【欲望】のピンクオーブ」をメリアが携帯しやすく変形させた代物。
ピンクオーブはパトを空の肉体と汚染された魂に分離する事ができたが、悪意が混ざり汚染された状態になっていた。汚染は時間経過によって浄化されていくため、四季家の誰かに託される事に。
その際礼花の判断で桜花に「メリアが残した大事な物」として渡されたのである。