「私たちの心には穴(野心)が開いているから、それを埋めるために外部のものに頼り続けるしかないの。ダイヤモンドはその穴を基石で埋めてくれると約束してくれた。」ージェイドー
「肉体は弱くとも、我が心は輝く石のように堅い。さもなくば存護の道は成り立たない」
ーダイヤモンドー
概要
スターピースカンパニーの「戦略投資部」に所属し、部長のダイヤモンド直属のエリートチームを「十の石心」という。
「十の石心」は宝石の名前をコードネームにしており、内部での式名称は「不良資産精算エキスパート」だが、メンバーの出自や職務はさまざまで、何度か人員の入れ替えが行われているという記録もある。
「市場開拓部」との過去のいざこざはカンパニー内では公然の秘密であり、現在も対立関係にある模様。
メンバー
女性。
アベンチュリンの「十の石心」資格剝奪を巡った懲罰会議には不参加でオブシディアンに伝言を頼んでおり、彼女からは死んだのだろうと言及されている。
特殊債務ピケ部隊を指揮している取り立て屋。基石「徴収の黄玉」を所持している。
相棒である次元プーマンの「カブ」と共に銀河を巡り、カンパニーの事業の発展に影響を与える債務のいざこざを追及している。
P45級だったが、ヤリーロⅥの幕間で責任を負うこととなり、上層部からの処分でP44級へと引き下げられた。
褐色肌の男性。
アベンチュリンの遣り方に対して批判的。
P45級の男性。基石「博戯の砂金石」を所持している。
常に笑顔を浮かべているが、その本心を人に見せることはない。
運命の賭けによって今の地位を勝ち取った彼は、いつもどこか余裕があり、人生をハイリスク・ハイリターンな投資と見なしている。
P45級の女性であり、オムニック。
模擬宇宙の次の研究テーマに興味を持ち、小さなロボットにヘルタと携帯商談を委任させた。
アベンチュリンが「基石」を正式に渡される時や、彼の懲罰会議の時などでも司会役を務めていた。
詳細不明のメンバー。
誓いを重視するとのことで、アベンチュリンの懲罰会議では懲罰に賛成票を投じる。
P46級の女性。基石「貸付の翡翠」を所持している。
冷たく優雅な貸金屋で、人の心を読むことが得意。個人の趣味で「ポーンショップヒスイ」を経営している。
価値あるものを手に入れるためなら、辛抱強く待つことも厭わない。何も持っていないように見える顧客から「価値」を搾取することに長けている。
P46級の人物。長い赤髪に貴族のような装いをしており、蝙蝠を使役し血のような赤い液体に満たされた風呂に浸かる、吸血鬼じみた女性。
P46級の男性。幼子のような体格で、おしゃぶりのような形状と取っ手のある基石を所持している。
目的のためなら多少の犠牲は厭わない。
本来ピノコニーを担当するのは彼だったが、ダイヤモンドは平和的に解決する余地を残したいと考えていた。そのためオパールも色々考えた結果、アベンチュリンが適任だと判断した。