人物
魔術結社「明け色の陽射し」のボスであり、マーク=スペースを始めとした黒服の部下を多数従えている。
パトリシア=バードウェイという学園都市に住む妹がいる。
外見12歳前後の少女の容貌とは裏腹に、魔術師としての実力は作中でも屈指の凄腕…なのだが、
●ミックスジュースをノンアルコールカクテルとのたまう。
●ブラのお世話が要らないのを非常に気にしている。
●妹や十歳の幼女と女子力を競ってパンツ丸出しレベルの小競り合いを繰り広げる。
…等、言動の端々に『お子ちゃまの背伸び』感が漂い気味。
魔法名は『Regunm771』。
もともとはSSのみの登場だったが、本編においても新約から合流し物語に大きく関与している。
『明け色の陽射し』
かつてイギリスに存在した世界最大の魔術結社『黄金夜明(S∴M∴)』から分裂した「黄金系」と呼ばれる数々の分派の内、最強クラスの力を持つ組織にして魔術大国イギリスでも屈指の魔術結社。黄金系ではポピュラーな「天使の力」を扱う大規模儀式系魔術を得意とする。
しかしその本来の目的は、科学や魔術の垣根を問わずに『あらゆる指導者の条件を調べ、国家や集団を掌握すること』。平たく言えば『"究極カリスマ養成論"の確立による世界征服』である。
宗教と学問の境目が曖昧な古い時代からあるため、設立当初は魔術サイドでも科学サイドでもなかったが徐々に傾倒し、「黄金」の結社に潜入した際に完全に魔術に染まってしまったという。「明け色の陽射し」という名もその後名付けられた。 本来の性質ゆえか、社会を破壊するほどの強大な力や世界を汚染する「原典」を嫌悪する傾向にあり、レイヴィニアの家系は代々「黒小人」の技術を封印している。