成り上がり
なりあがり
上の位へ行く事。もしくは「盾の勇者の成り上がり」の事。
概要
底辺・平民など下位の身分や階級から、身分や収入を上げて上の位に上昇することである。成功した者を成り上がり者と呼ぶ。
成り上がりを果たそうとする者が属する社会によって非常に困難であったり、比較的容易であったり難易度はさまざまである。
手段としては武勲や政治行政の分野での功績を立てる、学問や能力を認められる、金銭を積んで身分を買う、上位の身分の異性と結婚するなどの方法がある。
だが完全に成り上がりきることは困難で、いずれの社会でも成り上がり者は称号、待遇などで生来高い身分にあった者より一段格下に位置づけられることが多く、成り上がりには成り上がりの苦労がある。
創作の題材としての成り上がり
サラリーマン物では人気の題材である。
運であれ機転であれ媚び売りであれ、行動が即結果につながる現実にはあり得ない出世街道は現実に疲れた方々には爽快。
しかし最近では小説家になろう等でリーマン物に限らない成り上がりの作品が増えており、成り上がり物は新たな時代を迎えていると言える。