マルルクとは漫画メイドインアビスの登場人物である。
CV.豊崎愛生
概要
アビス二層にある「監視基地(シーカーキャンプ)」の見張り役を担当する子供。蒼笛(一人前の探窟家。二層への立ち入りを許される。)。普段はメイド服のような衣装を着用している。
同施設の主であり、防人の任についているオーゼンの弟子として共に暮らしている。
かつてオーゼンに助けられて以来ずっと「監視基地」にいるが、これは生まれつき日光に弱い体質の持ち主で、地上で暮らすことができないため。
弟子として住み込みで働くような生活を送っているが、実際にはオーゼンの方がマルルクの身を案じて一緒にいてくれている、と言う方が正しいらしい。
オーゼンのことは「お師さま」と呼び慕っている。
人物
出身はオースから遥か西方の国ジェスクー。
本編開始の8年前に飛行船でアビスに挑んだ一団の唯一の生き残り。
年齢はおそらくリコ(12歳)とほぼ同年代。
15歳未満は規定では蒼笛になれないが、白笛であるオーゼンの直弟子ということで特例として蒼笛になっている。
真面目で礼儀正しい性格。だが、探窟家としてはまだまだ未熟でレグと同様かそれ以上に精神が脆く、リコとレグがクリアした生存訓練も途中でリタイアしている。
しかし、判断力はオーゼンをして「さすが私の弟子だ」と言わしめるほど優秀。
なお、愛らしい外見にしおらしい仕草など、どこからどう見ても年頃の少女そのものなのだが、なぜか性別は語られていない。
それに加えて作中にいくつか思わせぶりな描写があること(一人称が「ボク」・レグと早々に意気投合する・リコの裸を見てしまった際に赤面する・昔の知り合いであるジルオから現在の服装を驚かれる等)から、ファンの間では男の娘疑惑が挙がっている。
日光に弱い体質なので、地上のオースの街に用事がある際は日傘を差して出掛けている。
『マルルクちゃんの日常』でオーゼンとの出会い時に着ていた服は、「月の衣装」というジスェクーに古くからある子供服。
ジスェクーの王族に時折生まれる「影の子供」と呼ばれる日光に弱い体質持ちは、「3000の太陽が影の子供を消す」とも言われ10歳にも満たずに死んでしまう。
月の衣装は太陽を欺いて影の子供を守るための衣装とされている。