前後のストーリー
概要
スーパー戦隊第46作目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン24話。2022年8月14日放送。
あらすじ
桃井タロウは、配達先の女性・東智子に自分の息子だと勘違いされてしまう。人違いだと言っても納得してもらえず、珍しく困り果てるタロウ。彼女は猿原真一にも相談しに来た事があり、それによればひとり息子の耕一郎が家出して帰って来ないため、智子はすっかり元気をなくしているらしい。真一はタロウに「息子のふりをして智子を元気づけて欲しい」と頼むが、あいにくタロウは嘘がつけない。そこで真一はある作戦を考える。
主なドンブラ中毒
- 前回ラストで人の姿に戻れたものの内面は人のままなのか心配されていたが、特に問題なく登場した犬塚翼。
- 耕一郎の友人達に協力してもらった上で、タロウが口パクして、その動きに真一がアテレコをするという形で耕一郎のフリをするという作戦を実行。しかし例によって、タロウは智子の料理やチョイスした服に対し、馬鹿正直に「25点だ!」と採点しようとするため、「にじゅう」と言いかけたところ真一が「二重丸だ!」とフォローを入れる羽目に。
- 散歩中、いつもの自分のペースでつい一句詠んだ真一だが、智子に「俳句なんて趣味が悪い」「年寄りじゃないんだから」とけなされて頭に血が上り、「わびさびとは人々に平和をもたらす偉大なる思想であり美学!」と反論するも、「怠け者の思想じゃないの?」と偶然にも的確な指摘をされてしまいブチ切れ、「私は降りる!」とボイコット。何やってんの。
- やむなく、今度はつよしがアテレコに挑戦するが、話の流れで「こんな僕でも結婚したんだ」と言い出したところ、「親にも紹介できない女だなんて、まあ嫌だ!」と返され、「違うよ!みほちゃんは最高なんだ!」と演技も忘れた素のトークになった挙句、「騙されてるのよ、あなたは!」と非難されるに至り、みほちゃん地雷のスイッチが入り、「もういいよ!みほちゃんを悪く言うなら話す事なんて何もないよ!」と席を蹴って退場。何やってんの2号。
- 話の整合性を合わせるために、嫁役としてはるかが出動。しかし「私達ラブラブだもんね~」という台詞の返事を自分で言わなくてはならなくなり、「お…俺達、ラブ…」まで言ったところで、嘘がつけずタロウが死亡。「しまった…」とはるかは頭を抱える。何やってんの3号。
- 母の愛の偉大さを知ったタロウは「あんたに頼みがあってな。肩を揉ませてくれないか」と願い出て、親孝行の真似をする。そして本物の耕一郎が家に戻り、タロウは母子の事を思いながら、「どうか幸せに…」と祈りつつ、智子に聞かせるはずだったノクターンをつま弾くのだった。ドンブラらしくない美しいエンディング。
- その反動が来たが如く、次回予告で早くもカオス回の予感。
余談
東映公式サイトの前回ドン23話のあとがきによれば、サブタイトルの案に『リモートにせむすこ』というのがあったが、「オレオレ詐欺」を彷彿とさせるのでコンプライアンス違反だというツッコミがあり、あえなく却下されたとのこと。
喫茶どんぶらにて真一が使っているノートパソコンは豪田デジタルホールディングス製のものである。