まず初めに……
こちらのイラストを見て欲しい。
その筺体のデザインもあって、日本国内では皆無と言っていいほどに目撃例がない。過去にはプレイ出来たゲームセンターもあったのだが、現在は閉鎖されている。
概要
韓国製の音楽ゲームで、この作品に関わったスタッフ及びコンポーザーの一部が新規で生み出したゲームがDJMAXである。
しかし、筺体デザインや操作デバイス等がbeatmania及びIIDXに似ているという事で訴訟沙汰になった事でも有名。
近年は様々なリズムゲームがリリースされているのだが、一昔前は1メーカーの作品しか出ていないような状態だったのは、この為である。
特徴
フットペダルと67鍵盤にあたるFXボタンが中央上の若干離れた個所にあるのが特徴。
またスクラッチが基本的にすさまじく軽いため、それなりな長さのロングノーツなら軽く勢いを付けて回せば取れてしまう反面、連続スクラッチは必ず押し引きでないと取れない。
また7KEY、14KEYは上述のようにFXボタンが離れた位置にある為、
片手を出張させなければ取りに行けず半固定運指を強いられる。
ちなみに、当のKONAMIも幻のBeatmaniaIIIにてフッドペダルをパクリ返したのは有名な話。
楽曲
- 神威
読み方は「かむい」。Ez2Dj 7th TraX -Codename Violet- にて登場。
sasakure.UK氏がT.J.Hangneil名義で書き下ろしたことでちょっとした話題となった楽曲。
同作のボス曲であり、譜面も高速スクラッチ複合やロングノートによる混フレ複合など相応しいインパクトを持つ。
2014年のエイプリルフールにこの楽曲がbeatmania IIDXに移植されたというコラ画像が、コラだと伝わらずに広まってしまった結果、とあるbotがつぶやいた「ジャンルはART COREよ。」という言葉がネットミームと化してしまった。
SEGAのCHUNITHMにてEZ2DJの名前こそ伏せられていたものの、まさかの移植を果たした。
上記の騒動を意識してかわざわざ「(コラ画像じゃありません)」と記載される始末。
- Lovely Days
- CHANGA
「LOVELY DAYS 2005」という16分・32分縦連で構成された文字譜面を延々と叩かせる。というBMSに存在するネタ曲「L.D.」の元ネタ。
前者は曲のアレンジ元であり、後者は文字譜面が延々と降ってくるという発想の元ネタである。
詳細はこちら
更なる詳細を知りたい方は
ウィキペディアの方が詳しいので、そちらを見ていただければ分かるだろう。上記の訴訟問題を含めて、色々と書かれていたりする。
関連タグ
EZ2AC:こちらでもイラストの投稿がある。
SabinSoundStar:こちらもEZ2DJの後継作品に該当する。
CHUNITHM:「神威」が想定外とも言える収録を果たしたセガのリズムゲーム。