諸元
名称 | RLF-3N ライフルマン |
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重量 | 60トン |
エンジン | ピットバン240 |
歩行速度 | 43.2km/h(4MP) |
走行速度 | 64.8km/h(6MP) |
放熱器 | 10基(追加ナシ) |
武装 | オートキャノン5x2 |
大口径レーザーx2 | |
中口径レーザーx2 | |
価格 | 486万0000 Cビル |
概要
バトルテック重量級の入り口付近と言われる60トンのメック。
火力を重視して両腕にそれぞれ5口径オートキャノン(以下AC5)と大口径レーザーと中口径レーザーを積んだシンメトリーな構造。しかし重火器に偏重しすぎ多分その他装備にしわ寄せがきてしまい、装甲は標準的な中量級と比べてやや貧弱で、放熱器もエンジンに搭載されてる最低限しか積んでいない。
其のため初心者が熱管理を怠り全力射撃しようものなら、あっというまにこちらがエンジン停止や弾薬爆発を起こしてしまう。
また、少なめな装甲の配分もやや歪で、胴体中央や左右両腕はそれなりに頑丈なものの、その他の部分はこのクラスとしては相当薄く、更には頭部や背面の装甲はとっても薄い。
また大口径レーザーが放熱器の都合上フル稼働で撃てない為主力になりやすいAC5の弾薬は1トン(20発)しかなく、両方毎ターン撃っていたら10ターンで弾薬が切れてしまう。
ジャンプジェットが無いため森林や山岳地帯での移動にも苦労する。とはいえこの点に関してはルール的に”60トン以上のメックのジャンプジェットは重量が飛躍的に重くなり武装にしわ寄せがきやすくなる”ためこの機体だけの欠点ではない
そのため、一部バトルテックファンからは熱い・薄い・弾薬無いと酷評されやすい機体である。
愛用プレイヤーからの評価
…とはいうものの、60トンの重量級火力メックという肩書は伊達ではない。
移動速度をセーブしたおかげで積まれた様々な火器の威力は侮れず、相手の距離に対応して武装を選んで熱管理しながら射撃すればトーチカとして油断できない破壊力をもたらす。
また、じつは胴中央以外には弾薬を積んでおらず両腕と胴体中央には相応の装甲があるため、装甲が剥がれても重量相応にある中枢で持ちこたえながら意外に粘り強く戦場に残ることができる。(寧ろ中盤以降になると装甲はあるけど胴体のいたるところに弾薬を積んでるクルセイダーや装甲が薄目の左胴に放熱器と弾薬しか搭載していないマローダーの方があぶない)
両脚にしても若干薄いと言っても55トン級と比べて絶望的に薄いというわけではないから、それらの機体が接敵する前にありったけの火器を叩き込んでしまえばあちらも無事では済まない。
なお、設定で勘違いされがちだが最も得意とするレンジは5ヘクス以下の近~中距離であり、特に3ヘクスぴったりの位置に不用意に入れば(そして相手が本物のライフルマン使いならば)熱暴走を恐れず全武装をぶち込んでくる可能性がある。
初心者が不注意に扱えば産廃も同然だが鍛えられた熟練パイロットが使いこなしたライフルマンは時に戦場の趨勢を決する一撃を与えるのだ。
但し、頭部(コックピット)装甲の薄さだけはフォローのしようがない。6ゾロ(頭部直撃)が出ないことを祈れ。後、不用意に下半身を隠したり、パンチ可能な距離まで近づかれるな!(頭部直撃率が1/36から1/6に跳ね上がるため。一応、下半身を隠す事自体は回避率が上がる行動なのだが)
STEAM版
STEAM版のバトルテックでは各種火器の威力が修正され、AC5の弾数がやや減少した代わりに重量的に申し分ない威力になり、更に火力が跳ね上がった。更にはパイロットの特殊能力として”条件を満たせば被ダメージを減らす””一定時間過度の熱にも耐えられる”という特性が追加された為ボードゲーム版よりも脅威度が増している。また、大口径レーザーの射撃時の熱が下がっている。
一方で弾数の減少は無視できない。中口径レーザーが若干使いづらくなったことも考慮すると、いっそのこと中口径レーザーを外して装甲と追加のAC弾薬にしてしまってもいいかもしれない。
関連イラスト
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別名・表記ゆれ
関連タグ
デストロイド・ディフェンダー:元ネタ(正確には元ネタの元ネタ)