概要
第一次ネオ・ジオン抗争後に開発されたガザシリーズのMS。型式番号AMX-010 / AMX-020。
ガザシリーズでは重装備の機体で、MS形態では中距離支援機、MA形態では重爆撃機として運用される他、MA形態においてはガザEと同様にサブフライトシステムとしての能力を発揮できる。操縦系は直感的な操作が可能な仕様になっており、経験の浅いパイロットであっても容易に機体を操れるように配慮されている。生産ラインを既存のガザシリーズと共通化することで優れた生産性・整備性を獲得している。
武装は、ガザシリーズ特有のナックル・バスターに加えて、頭部に2連装バルカンを内蔵、肩部にシールド兼用9連ミサイルランチャーを備えている。
リュース・クランゲル少佐率いるザビ派ネオ・ジオン(過激派)で運用された機体でもあり、リュース艦隊の主力機として多数の機体が配備され、ムーン・ムーンへの侵攻時に投入されている。
なお、ガザEも企画段階のコンセプトデザインでは「ガザG」と呼ばれていた。