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伊勢湾台風の編集履歴

2022-09-23 10:09:58 バージョン

伊勢湾台風

いせわんたいふう

1959年9月に日本列島に甚大な被害をもたらした台風15号

概要

1959年9月に日本を襲った台風15号のことである。この台風は紀伊半島東海地方を中心に日本全国に甚大な被害をもたらした。特に伊勢湾岸(愛知県三重県)での高潮による被害が顕著であったことからこの名前がつけられた。死者・行方不明者の数は5,000人を超え、日本における戦後最悪の台風災害となった。後に災害対策基本法が制定される契機にもなった災害である。また、阪神淡路大震災が発生するまでは戦後最悪の自然災害でもあった。

スーパ台風と猛烈な暴風雨・高潮

1959年9月21日にマリアナ諸島の東で発生した台風15号は猛烈に発達し、最盛期には中心気圧895hPaを記録。「スーパー台風」と呼ぶべき猛烈な台風となった。台風は最盛期を過ぎてもほとんど衰えることなく北上し、9月26日18時頃に紀伊半島の潮岬付近に上陸した。上陸時の気圧は929hPaで、本州で記録された最も低い気圧である。その後台風は本州を縦断。暴風域が広かったため、名古屋で最大瞬間風速45.7m/sを観測するなど、各地で記録的な暴風・大雨となった。伊勢湾では湾奥で高さ4mに達する記録的な高潮が発生し、湾岸の愛知県・三重県を中心に壊滅的な被害となり、名古屋でも被害は甚大であった。

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