ミオリネ「水星って お固いのね。こっちじゃ全然ありよ」
スレッタ「あぁ……」(あ然)
よろしくね花婿さん
10/2午後5時、ついにスタートしたガンダムシリーズ最新作「機動戦士ガンダム水星の魔女」。
シリーズ初の女性主人公、YOASOBI担当の主題歌、憶測飛び交う変わった主役機などの新鮮な前情報を受けていた視聴者達だったが、第1話終盤、それらを上回らんばかりの展開が視聴者達を襲ったのである。
トロフィー同然の扱いによってグエルの婚約者に仕立て上げられたミオリネだったが、その場に居合わせた(ついでに詳しく事情も知らなかった)スレッタがうっかり決闘を申し込んでしまう。
他人の手を煩わせたくないミオリネは自らエアリアルで挑むものの、モビルスーツ初心者である彼女はあっさり追い込まれてしまう。
しかし割り込んだスレッタが一喝&交代し、逆にグエルをボコボコに叩きのめしてしまい、それによって花婿権限が自動的にスレッタに移行したため、
主人公であるスレッタと所謂ヒロインポジションにいたミオリネが婚約者同士になったのである。
信じられないかもしれないがマジである。
ガンダム史上初、2人とも女性であるのにも関わらず花嫁と花婿関係になったのである。
しかも花嫁側であるミオリネはなんとあっさり受け入れている始末。水星から来たスレッタ(とこれを見せられている我々視聴者)にとってはただただ衝撃であった。
このことから放送終了後「百合ガンダムってマジ?」「水星の魔女が百合ガンダムでトレンド入りしていてワロタ」など、あっという間に3万件以上の百合ガンダムツイートが呟かれ、水星の魔女がこれまでのガンダムとは一線を画す物語であることを強烈に印象付ける一因となったのである。
また未視聴勢にとっては「百合ガンダムって何だ?」と、興味をそそられる要因ともある意味なり得てしまうワードとなってしまった。
余談
- 現実世界でも同性婚を取り巻く様々な問題があるが、今作においては水星側が同性婚について遅れているという状況だというのがミオリネの発言から判明しているため、今作における地球は同性婚が当たり前に認可されている世界ということになっている。
- 実質的にこの百合カップルを見届け、守る立ち位置になってしまった本作の主役機エアリアルだが、人格的にこの機体、男性(一人称は僕)である。彼(?)がこの2人とこれからどう関わっていくかにも様々なコメントが呟かれている。
- YOASOBIの歌う主題歌「祝福」の原作小説である「ゆりかごの星」の展開を受けて、少々不安、という声も散見されている。
関連タグ
グエル・ジェターク:スレッタに一蹴され「横恋慕」呼ばわりされてしまった元花婿。一応当時の最高峰パイロットである。