"煩悩原理主義の豚坊主"
喧嘩・酒・女・ギャンブルをこよなく愛し僧侶としての修業を一切嫌う生臭坊主
概要
宮沢熹一が主催する武術大会・血の謝肉祭(ブラッド・カーニバル)に参加した格闘家。
僧侶の身でありながら現役格闘家でもあり、MMAの大会への出場経験も持つ。本人曰く「MMAの大会では大した成績は残せなかったが学生相撲では横綱を張っていた」とのこと。その言葉通り張り手を得意とする。
かなりの肥満体であり、その脂肪で並大抵の打撃は無効化してしまう。
本編での活躍
船上バトルロイヤルに進出した格闘家の1人として紹介される。
その後、バトルロイヤルにおいて元総合格闘家のバッキー・亮と遭遇。
バイク事故で引退した彼の来歴を愚弄しながら得意の張り手攻撃を繰り出し、彼を追い詰めるが、とどめの一撃を回避され、腹部に義手による一撃を受ける。
「どんな打撃も通用しない」と余裕をかます若冲だったが…
な…なんですかあこれはァ
お…お腹から変なものが出てきたですゥ(プリッ)
腸だ…腸が出てるですゥ
バッキーが義手に仕込んでいた刃物によって腹部を深々と切り裂かれてしまう。
予想外の事態にパニックを起こし命乞いをする若冲だったが、腹部からは腸が次々と溢れてくる。
そのまま悲鳴を上げ臓物を撒き散らしながら、鮫が遊泳する海に転落していった。
余談
元ネタは恐らく…というか間違いなく瀬戸内寂聴だろう。
猿渡氏の漫画にありがちな「有名人をモデルにした一発キャラ」の一人であり、登場時期も短いが、その風貌や印象的な台詞などから、読者に強いインパクトを与えた。