概要
SEGA発売のゲームタイトル『JUDGE EYES:死神の遺言』とその続編のユーザーからの通称。本作の主人公である八神隆之を、キムタクこと木村拓哉が演じていることと、龍が如くの制作スタジオが製作し、両作品の世界観が同一のものであることの両点から、このように通称されている。また、別にキムが如くという名称もある。
飽くまでもゲームユーザーからの通称に過ぎないのだが、各種検索エンジンや通販サイトなどでこのワードで検索すると、高確率で本作が候補としてヒットする。
2021年に続編となる『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』が発売された。
内容
ゲームの内容は同社発売の『龍が如く』シリーズのゲームシステムや世界観がベースとなっており、第一作では「神室町」を舞台として、第二作では「異人町」を舞台とするなど、龍が如くシリーズと深く関わっているかのような要素が垣間見られる。
そのほかにも「東城会」「小野ミチオ」など、シリーズでは馴染み深い要素も存在する為、龍が如くの外伝的な立ち位置の作品となっている。(ロストジャッジメントでは龍が如く7で描かれた様に東城会が無くなっているため、続編が発売された場合以降の東城会の登場は期待できない)
ただし、シリーズ恒例の「場所」や「組織」は度々登場するが「人物」はマスコットの小野ミチオ以外登場しておらず、言及すらされない。(一応フィギュアで遥が出たりはするが)存在しない別世界線にせよ同一世界線にせよあくまで別作品というスタンスのようだ。
ストーリー的には趣がやや異なっており、「龍が如く」が主にヤクザの抗争を主軸とした裏社会を舞台として、一般人には馴染みのない『暴力』をテーマとした作風であるのに対して、こちらは主にアルツハイマー型認知症やいじめ問題といった、より一般人になじみ深い社会問題を扱っているのが特徴。
また、主人公の八神隆之が元弁護士という設定もあり、裁判をはじめとする広い意味での『法律』がテーマとなっている作品でもある。