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月と十六夜

つきといざよい

『月と十六夜』とは、東方公認の二次創作ゲーム「東方ロストワード」の企画「MV Project」の楽曲第3弾として制作されたアレンジ楽曲のことである。なおこの記事ではその楽曲をイメージしたキャラクターについても記述する。

終わった世界なんて壊してよ運命で

閃光のknife 宵闇にdive

迷いを捨てきれないままで

光はいらない僕にはnot necessary

月に踊り夜に嗤う

undercover the cloak of darkness それだけでいい

悲しみも痛みもいつかは消える

だから捨てないでjust be myself

楽曲情報

アーティスト名東方LostWord fert.ナノ×岸田教団&THE明星ロケッツ
曲名月と十六夜
原作東方Project 上海アリス幻樂団
原曲月時計 ~ ルナ・ダイアル
作詞岸田(岸田教団&THE明星ロケッツ)
編曲岸田(岸田教団&THE明星ロケッツ)、草野華余子
企画・音楽プロデュース
MV制作コンプ(豚乙女)
演奏村上慎弥(GORILLAFILM)

キャラクターとしての概要

終局に至りつつある十六夜咲夜。ロストワードを終わらせるため異世界またぎの旅を続けていた。汎異記号は『L80』

かつてロストワードによって全てを失った『復元者(レストアリ)』の1人である。

ストーリー

ロストワードの影響で全てを失い、全喪失の闇である『殻』の中に押し込まれてしまう。紅魔館で過ごした日常も失った咲夜は、"十六夜咲夜"の名前に課せられた運命までも失ってしまい、ついには自分の名前まで忘れてしまった。

そこに突然、による運命の上書きより以前の本来の性質と記憶……『⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎だった頃の記憶』が脳裏によぎり、想起し始めた。

師匠を名乗る者や、その他の教え子たちと一緒に『完全予測計画』『龍の渡り』などの内容を想起していたところ、"非統一魔法世界論の権威"を称するひとりの少女、岡崎夢美によって突如記憶が遮断される。

ついさっきまで想起していた記憶が「宇宙人(っぽい誰か)によって捏造された記憶」だったことが明かされ、ついでに夢から鳴る声』と『幻から鳴る声が「十六夜咲夜」の名を呼んだことでかつての会話能力と意識と感覚を取り戻し、同時に想起していた記憶も綺麗さっぱり忘れてしまった。

実は夢美たちは咲夜を助けるために来たらしく、『殻』から脱出するための力として"ロングナイフ"には夢月の付随体(オプション)を、咲夜の持つ"悪魔の形見"には幻月の付随体(オプション)を贈り、最後は『殻』から出れば夢美たちのことは忘れてしまうことや「必ず再び会うことになる」ことを告げて咲夜を見送った。(直後に『十六夜咲夜についての情報』を得て部下である北白河ちゆりに回収されていった。)

そして……

「私たちは、私たちの道をーー」

「ーー行くわよ。」

「妖剣シルバーブレード・エクステンデッド。

そして血剣ヴァンパイアファング。」

「お前たちが私に代わって、

その身に記憶を宿し、運命を矯正するのよ。」

「向かうはーーただ、未来のみ。」

スペルカード

全て東方ロストワードオリジナルだが、いずれもレミリアのスペルカードを模した弾幕であるため完全なオリジナルではない。符名は"七色の人形使い"だった頃にあやかって、色の名前が付けられる。

  • 完全『賜りの月時計』(かんぜん「たまわりのつきどけい」)

レミリアからメイド長を拝命した際に賜った特別な懐中時計を用いる弾幕。主人の某レッドマジックによく似た弾幕で構成されている。

  • 瀟洒『授かりの銀ナイフ』(しょうしゃ「さずかりのぎんないふ」)

レミリアから名前を付けられた際に授かった特別な銀ナイフを用いた弾幕。主人の某グングニルに似た弾幕へと再構築されている。

余談

スペルカードは全てレミリアのスペルカードの弾幕の再現。立ち絵の背景にはよく見るとL1世界線のレミリアが映っている。

ストーリーは紅魔館関連ではなく『十六夜咲夜の過去と運命』を中心としているが、このうち、ファンの間で考察された"元は月人だった説"木花咲耶姫のネタや「東方永夜抄」での永琳の反応、輝夜の能力の関連性などからこの説が浮上した)を取り上げている。

なお『夢から鳴る声』の正体である夢月は『咲夜は「悪魔のメイド」がアイデンティティだった』と夢美から聞いて「確かに、この子は私に相応しい!」と言ってついていった様子だったが、夢月は"あくま"でも「メイドの格好をしているだけ」であってメイドではない(ストーリー中でもそれを幻月に突っ込まれている。)。

ストーリーに登場した永琳の立ち絵は、劇場型イベント『KAGUYA’s 弾幕ロワイアル』のあらすじが記載されている一枚絵にあったものを流用している。

編集者:5円
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