「う~ん、幸せ。魔法がこんなにいっぱいあるなんて。さぁ、次で終わりにしようかな?」
概要
岡崎夢美とは、東方Projectのキャラクターの一人である。
種族:人間
年齢:18歳
職業:大学教授(比較物理学)
二つ名:夢幻伝説
テーマ曲:Strawberry Crisis!!
「ZUN soft」製作による東方Projectの3作目「東方夢時空」のラスボス。
宇佐見菫子が出るまでは東方のラスボスで唯一の人間だった。
年齢設定が確定している珍しいキャラ。
「可能性空間移動船」(動力は核融合エンジン)に乗り幻想郷に来ちゃった平行世界人。
その世界では科学が発達(幻想郷より優に5世紀程度発達、あるいは23世紀相当)していて、重力・電磁気力・原子間力の全ての力が統一原理によって説明されている。
しかし彼女は統一理論に異を唱え、これに当てはまらない力『魔力』が存在するという‘非統一魔法世界論’を学会で発表したのだが、失笑を買う。
学会に魔法の実在を認めさせるために復讐心を燃やしてやってきたらしいが……
大学教授である夢美の専門は比較物理学。
『さよりなパラレル』World22で出てきた「比較歴史学」が元ネタの可能性があり、平行世界ごとの比較を行う学問なのかもしれない(ただし比較歴史学という名前の学問は実在する)。
なお、平行世界間のエネルギーバランスに歪みをむやみに増大させる行為は犯罪にあたるようで、『さよりなパラレル』同様に平行警察という組織が取り締まっている。
ちなみにオカルト知識に精通したオカルトマニアでもある。
せっかく魔法の科学的データを採取しても、「宗教が世界を救う」などと論理が飛躍した怪しげな論文発表をするため学会からは全く相手にされていない。
そんな彼女の攻撃は十字架や六芒星といった宗教シンボルが多用されている。
そして「戦闘服」に着替えると言って赤いマントを羽織ってくるだけで、ちゆりにツッコまれている。天然かも。
ちゆりにはマントを羽織っただけといわれているが、実はケープも着用している。
ちゆりとのやりとりを別にしても、カリスマを感じさせる描写はあまり無い。
そういう意味でも珍しいタイプのラスボスである。
見た目は、驚くほど全身が赤い。マントの黒い裏地がアクセント。
髪から服から赤い。そして十字架も赤い。絵師は大変な思いをしたことがあるかもしれない。
でもそれでこそ教授。赤万歳。
1Pカラーでは赤髪で赤い服だが、2Pカラーだと金髪で黒い服になる。(ちなみに、魅魔様も2Pカラーで金髪になるので、夢時空は靈夢と小兎姫と朝倉以外は金髪になれるという金髪ゲーであった。金髪万歳。)
髪は肩くらいの長さで書かれることが多いが、原作では腰の長さまであり、八意永琳のように髪を結っている。
ちゆりにパイプイスで殴られる場面や、ドット絵、自身とちゆりのエンディング、クリア後に毎回見られる自機キャラ使用可デモなどで確認できる。
また、サイドテールらしきものも確認できる。
ちなみに実戦でも強い。というか異常に強い。
ことに初戦ではダメージを与えることすら不可能に近く、2戦目以降も非常に強力。
easyでちゆりまで比較的楽に倒してきたプレイヤーに大いなる絶望を与えてくれる。
「東方史上最強のラスボス」の一角に挙げられることもある。(もっとも、この場合は設定上と言うよりゲームでの強さだが)
彼女との弾幕勝負の語り草として専ら挙げられるものに赤い十字架、通称「いちごクロス」がある。
これは起点から十字方向に展開し、一定時間留まる設置型の弾幕だがそれを自機を追尾するようにばらまいたり、一度に大量にばらまいたりするので、動きが大幅に制限されていちごクロスや通常弾でビチュるケースが非常に多い。
負けず嫌いらしく、負けた時には「真の科学の力を見せてやるわ!!」と言って四次元ポジトロン爆弾(元ネタ:どーしちゃったの!?KENにーちゃん!(永野のりこ先生著))で地球を壊滅させる素振りを見せた(さすがに本人は冗談のつもりだったが、ちゆりからパイプ椅子でマジつっこみを受けた)。
本人のシナリオでは、ちゆりのミスによって増えてしまった自分自身と殺し合いをしている(これもただの冗談。どちらか少し弱れば統合されるので生き残りをかけた勝負ではないのだが、どちらも自分相手でも負けるのは悔しいと本気の勝負を繰り広げた)。
また、かなり律儀な性格なようで、ちゆりが勝手にばら撒いたチラシで集まってきた人たちの願い事を叶えてあげた。
- 楽に掃除をしたい靈夢には、万能お手伝いロボる~ことを、
- 教授の世界の武器を欲しがる魔理沙には、ICBMミミちゃんを、
- 月を止めて欲しい魅魔様には、月を移動させて沈むことの無い永遠の満月を、
- お店が欲しいエレンには、神社の敷地内にお店を建ててやり、
- 靈夢を望んだ小兎姫には、靈夢を牢屋に閉じ込め、
- 神社に取り付きたいカナには、得意のオカルト知識で神社に取り付かせ、
- 教授の世界の科学力を望んだ朝倉には、ガッケソ5年の科学を進呈した。
元ネタは竹本泉のゲームゆみみみっくすのキャラクター、吉沢弓美ではないかと思われる。
・夢時空では彼女以外にも竹本泉のキャラクターが数多く元ネタにされている。
・両キャラとも髪が赤く、後ろで三つ編みにしている。
・名前のニュアンス「ゆめみ」と「ゆみみ」。
また、さよりなパラレルの岡島さよりもモデルではないかと思われる。
・さよりなパラレルも竹本泉先生の漫画。
・苗字のニュアンス「岡崎」と「岡島」。
・こちらも髪が赤く、後ろで三つ編みにしている。
・岡島は苺好き(さよりなパラレルWorld0プロローグより)。岡崎はエキストラアタックが「苺クロス」で、テーマ曲が「strawberry crisis!!」だから苺好きの可能性が…。
・二人とも平行世界を移動する事が出来る。
旧作キャラの中でも魅魔・神綺に次いで高い人気を持つキャラで、
二次創作でもちょこちょこwin版キャラと絡みがあったりゲストとして出てきたりと出番も多い。
『幻想郷の存在を認識しており、ある程度任意に行き来できる外来人』という絶妙な立ち位置にいるため、幻想郷内部よりも外界での描写、特に『近しい人が幻想入りしてしまったため、解決手段を求めて彼女にコンタクトを取る』、或いは『幻想郷から外界に出てしまった住人が接触する』といった形が比較的多い。
二次創作によっては、秘封倶楽部のメンバーを教え子としていたり、顧問を務めていたりする。
その場合、もし秘封倶楽部のメンバーが夢美の世界軸の人間だった場合、そこでは大学は11歳で、院は13歳で卒業するという設定なので、秘封メンバーは留年浪人していなければ13歳以下ということになる…世界間を移動できる方なので、秘封倶楽部の世界線に移動して教鞭を振るっていたりするだけかもしれないが。
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四季映姫・ヤマザナドゥ 日白残無:対戦型弾幕シューティングゲームのラスボス繋がり。
各作品のラスボス