「気合い入れてよ!死んじゃったら望みが叶えられないんだから。」
二つ名
弾幕に美を夢みる姫(東方夢時空)
Princess(東方怪綺談)
テーマ曲
Maniacal Princess (東方夢時空)
概要
『東方project』PC-98版(東方旧作)に登場するキャラクター。常にどっかがずれているお姫様。性格が破綻しており、あまり人と合わないため、姫がどういう人だかわかっていない。ただ、普通の人とずれた感性の持ち主であり、人が興味を示さない様なものばかり集めたがるコレクターである。つまり、(真性の)マニアである。
ちなみに、「人と合わない」というのはキャラ紹介の原文ママであるが、通常なら「人と会わない」と記載されるべきだが、普通の人とは異なった感性を持っている小兎姫だからこそ「人と合わない」と書かれた可能性も否定できない……(たぶん)
今のところ(旧作の設定が今も受け継がれているか分からないが)幻想郷の警察官である。
それを除いても東方に置いては上白沢慧音と同類のキャラクターにあたり
今の東方に出るとすれば人間の里が絡むであろう。
彼女のキャラクターを旧作を良く知らない人の為に簡易に説明すれば
種族は人間か妖怪か不明。魅魔さまには「あなたも、変な人間のようね」、カナには「へんな人ばっかりなのね。この辺。」、そして岡崎には「あら、得体の知れない人も素敵。」と言われているので人間である可能性が高そうだが、魅魔さまは騒霊であるカナを「どこの人だい?」と人呼ばわりしているので、信ぴょう性は低い。
何気に、非公式の人気投票「東方シリーズ人気投票(現 東方project人気投票)」で12位だったことがある。この順位は旧作キャラの順位としては最高順位が10位だった魅魔さまに次ぐ快挙である。(ただし、この結果は東方妖々夢リリース後の第一回東方シリーズ人気投票でのことであり、同回が開催されたのは2003年と旧作プレーヤーの比率がまだ大きかったのでこの順位に入れたのである…)
非公式ではあるが毎年5月10日は小兎姫の日とされている。
作中での描写
マニュアルでの説明の時点で「性格が破綻」や「人とずれた感性」などと書かれている上に、ゲーム中では他の半分のキャラの対小兎姫勝ち台詞で「変な人」だとか「得体の知れない人」などと言われるという、かなりぶっ飛んだ扱いをされている。
自機性能としてもぶっ飛んでおり、移動とチャージが速い上に、パラメータ上ではPOWERは1なのに溜め撃ちを至近距離でボスに2発当てると倒せるというエキセントリックさで、使いこなせさえすればかなり強い部類に入る。ポテンシャルを引き出せるプレイヤーはあまりいないと思われるが、稼ぎに向くバグもあるのでスコアラーからは評価が高い。
中間デモ(岡崎たちとの会話)もぶっ飛んでおり、会話が微妙に噛み合ってなかったり、ちゆりに「一緒に来て貰おう」と言われて逆らわなかったり(逆らわなかった唯一のキャラ!)、「気絶させてでも連れて帰る」と言われて「あ~?」と返したり(竹本泉氏の漫画によく出てくる言い回し!)、東方でも五指に入る強さの岡崎に向かって「よわそう」とか「むりむり」とか言い放つなど、ハチャメチャぶりを発揮している。
エンディングはどうしようもないくらいにぶっ飛んでおり、岡崎に願いを聞かれて「ここにくる途中で会った巫女さん(靈夢)が欲しい」などと言い出し、岡崎も岡崎でどういう手段を使ったのか本当に靈夢を小兎姫のもとに届け、靈夢が来るなり「いってみただけなんだが」とつぶやきながら檻が余っているという理由で「とりあえず」牢にブチ込んでいた。ある意味、小兎姫は某ケツイの某エヴァンズマンの先輩だったのかもしれない…(エンディングが…
その後の学会追放デモで境内を掃除している靈夢の姿があるので、どうやら最終的には牢から出してもらえた模様…。
容姿
髪と瞳の色は赤で、黄色いリボンで髪を束ねている。前髪で片目が隠れる時もある。
小袖(着物)は白で赤い帯をし、その上に赤い花模様の入った紫の打掛を羽織っている。2Pカラーでは髪(瞳、帯)の色と打掛の色がそれぞれ入れ替わる。
打掛の長さは、カットイン時では歩いてて引きずる程度の長さ、自機のドット絵では小袖より短い程度。
ボスアタックの時やパッケージイラスト(?)では小袖の色が青くなる。
カットインでは小袖と内掛の間に、青い長羽織を着ているように見えるが、キャラセレ時には見えないので常に着用しているかは不明。
キャラセレ時に内掛に赤いギザギザ模様が見えるが、ゲージアタック等の発動時のカットインで全身が映った時にはこの模様は無いため、服の模様ではなくてオーラのようなものである可能性が高い(キャラセレ画面ではキャラクターはオーラを纏っていて、ギザギザ模様も小兎姫のオーラと同じ色)。
カットインで全身が表示されるが、5頭身くらいしかないので、身長はかなり低いと思われる。このカットインの元ネタは竹本泉氏の苺タイムスで、謎の村雨城というゲームに出てきたキャラのコスプレである(おそらくボスの桃雨城主か、エクステンドアイテムである姫のコスプレかと思われる)。ちなみに元ネタでコスプレをしているキャラは女子中学生なので、頭身の低い小兎姫も同年代である可能性も…。
中間デモでも岡崎に「あの娘」(おそらく「あのこ」)と言われているので、警官をやるには若いような気が…。
ボスアタックの時には雲に乗っている。
エンディング時には髪型はそのままで警察官(?)の格好をしている。
白いシャツに黄色いネクタイを締め、水色のベストとスカートを着用している。これは日本の警察官の制服とは異なる。
ちなみに、警視庁では女性警察官は身長154cm以上必要とされている。都道府県によって基準は多少変わるが、5頭身(140cm未満?)の小兎姫では基準を満たしていない可能性が高い。
二次創作中での描写
漫画などに出てくる場合、原作での警官という立場からか誰も逆らえないジョーカーとして登場するケースが多い。
巫女さんを投獄するのはお約束。
怪しい奴は有無を言わせずタイホ。
イタズラだって容赦しないぞ。
人里の自警団に加わって治安維持をすることも。
東方二次創作ゲーム「東方サッカー」では赤い袴を着ており、羽織の端にギザギザ模様がある。着物ではサッカーはできない、という理由からのコスチューム変更で、夢時空のキャラセレ時での赤い帯が袴に見えてしまったから袴で書かれてしまったわけではないと思われる。たぶん。
小兎姫のコスプレで、着物より袴のほうが楽ということで、敢えて東方サッカーの設定の衣装を選択した人もいた模様。