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この扇子は森を一瞬で素粒子レベルで浄化する風を起こす。そんな月の最新兵器相手に貴方は何ができる?

概要

種族月人
二つ名海と山を繋ぐ月の姫
能力山と海を繋ぐ程度の能力
登場作品東方儚月抄
テーマ曲綿月のスペルカード ~ Lunatic Blueと共用)

綿月豊姫は、月の都の防衛と地上の監視などを請け負う「月の使者」のリーダーの一人。

綿月依姫がいる。

また八意永琳によると彼女の遠い親族であり、「人間風に言えば」豊姫は永琳の又甥の嫁になるらしい。ちなみに永琳の又甥夫婦、つまり豊姫の息子の嫁=依姫。ほぼ元ネタである神話通りではあるのだが、つまり「妹が自分の息子の嫁」というややディープな事になっていたり。まあ神話ではよくあることだし、あくまで「人間風」だから仕方ない。

地上から「神隠し」的に月の都に迷い込んだ生き物を能力を用いて地上に帰したり、月の使者の地上と月の行き来を担ったり、月に蔓延る穢れを感知したりする役目である。ただ普段はやる事がない。その為、普段は桃を食べたり本を読んだり、玉兎に面白い話をしたりやお菓子を依姫に内緒で差し入れたりと自由気ままに過ごしているようだ。その代わり、天性の運と頭の回転や学を持ち、有事にはそれらを活かして活動する。

月の使者としての役目は、千数百年前(竹取物語の頃)に師匠であり先代の月の使者であった永琳が地上で行方不明になる前に、妹と共に受け継いだもの。

依姫、サグメと共に月勢力を象徴するキャラクターとして位置付けられている。

神話的解説

神話を詳しく掘り下げると、豊姫(豊玉毘売、豊玉姫、トヨタマヒメ)の夫とは邇邇芸命(ニニギノミコト、母は八意思兼命の妹)の次子である山幸彦(ヤマサチヒコ、ヤマヒコ、彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)、火遠理命(ホオリノミコト)とも)であり、依姫(玉依毘売、玉依姫、タマヨリビメ)の夫はその息子であるウガヤフキアエズノミコト(鵜草葺不合命、盧茲草葺不合尊などと表記)である。

しかし出産時に真の姿(鰐=現代でいう鮫)を顕したところを山幸彦に見られ、夫と子を残して海に帰ってしまう。その後、豊玉姫によって乳母として遣わされた玉依姫とウガヤフキアエズノミコトの息子こそが、本朝初代神武天皇カムヤマトイワレヒコノミコト)である。なので、神話に従えば皇族である豊聡耳神子ともかなり希薄ながら血縁関係があることになる。

豊玉毘売は神話において綿津見神の娘とされており、「綿月」の苗字は「綿津見」(海の神霊の意)からと思われる。豊玉毘売の詳細については該当のページを参照。

なお、古事記日本書紀共に記述がない神話・伝説であるが、ウガヤフキアエズノミコトの誕生の地である鵜戸神宮の社伝に以下のようなものがある。『鵜戸神宮本殿が建つ洞窟にあるお乳岩は、自分がいなくても子が元気に育つようにと海に帰る際に自分のおっぱいを引きちぎって貼り付けたものである』

容姿

腰ほどもある長さの亜麻色の髪。瞳の色は金色。服装は、長袖(儚月抄中巻表紙では半袖)で襟の広い白いシャツのようなものの上に、左肩側だけ肩紐のある、青いサロペットスカートのような物を着ている。ボタンが前面中央にあり、膝上くらいからそのボタンを空けているので、スリットのようになって生足が拝める。

ちなみに妹である依姫は、同様の服装だが色が青ではなく赤で、肩紐も右側だけ、となっている。二人の服装の色合いを合わせると、師匠である永琳のカラーリングとなる。人妖名鑑のZUNのコメントより、この服は永琳が、自分の服に倣って考案したものと判明した。「全ては二つで一つ」という考えによる物らしい。

その他に、全周のつばのついた白い帽子を外出時に着用。帽子に巻いてあるリボンは媒体によりピンクだったり青だったり。

腰に斜めに巻いているベルトのバックル部分には、鏡と思われる紋章があしらってある。月の満ち欠けの内の満月を示すものであろう。妹である依姫は、同様のバックルに剣の紋章があしらってあり、これは豊姫との対比として三日月を示すものであると思われる。

東方外來韋編参にて設定画(ZUN絵)が公開されたが、実はNHKの特集で妹に先駆けて登場していたりする。(色付き設定画は外來韋編が初)

能力

山と海を繋ぐ程度の能力

量子論を応用し月と地球、表の月と裏の月を繋ぐ事や、月と地上、ひいては遠距離を瞬時に結びつけて、自分が自由に行き来したり、他人や物体をワープ・転送したりする事が出来る。

原理的には制御出来る神隠し的なもの。

「量子的に物事を見た時起こり得る事象は必ず起こる」との永琳の教えより身に付けた能力。

流石に知らない場所には行けないのか、幻想郷に居る永琳の行方がわかっておらず(個人的事情もあり)見つける事が出来ていなかったが、レイセンから場所を伝え聞いた後では幻想郷にもワープし、八雲紫のスキマの行き先を書き換え彼女らを捕縛したりした。また転送出来る質量もかなり範囲が大きいようで、大部隊を連れて一瞬で地上に行く、といった事も可能なようだ。

特筆すべきはその発動の早さで、前述の通り紫のスキマに割り込んだ他、レイセンが気付かないうちに月から遥か地上まで転移させるなど、こと移動に関して右に出る者の無い能力と言える。

作中では紫の式神が取り憑いた鴉を表の月(宇宙空間)に送り込み窒息死させるなど攻撃にも十分転用可能である。エグい。

永琳の述懐の中に、「永琳の教えをいち早く理解し地上と月を繋げる数少ない能力者のひとりになった」という一節がある。能力を使える者は他にもいるが、中でも突出しているのが豊姫ということだろうか。

正式な「程度の能力」としての名称は長らく不明だったが、2020年発売の人妖名鑑にて上記のように表記された。

東方求聞口授のおまけインタビューで言及されているためほぼ確定であったものの、ようやくである。

森を一瞬で素粒子レベルで浄化する風を起こす扇子

いつも持っている扇子。八雲紫の捕縛時に明かしたところによると、この扇子は月の最新兵器であり森を素粒子レベルで浄化する風を起こすというおっかない代物らしい。実際に使用はしていないのでブラフなのか本当なのかは不明だが、月の科学力的にはあってもおかしくない、そんな兵器。そんなもんで庭の桃を取ろうとしていた。ついでに4コマでは、永遠亭から帰る前に紛失し、一番危なそうな人(鈴仙談)に拾われてた。管理・取り扱いが非常に危うい。

フェムトファイバーの組紐

わかりやすく言うと絶対に切れない紐。能力を封じることもできるよう。詳細は該当記事へ。

勘違いされがちだが、豊姫は解説をしただけ(使用したのはレイセン)であり、どちらの持ち物かも不明。

性格

天真爛漫な性格で、見た目とは裏腹にかなりお転婆。玉兎には甘く、そしてが大好き。

庭の桃を窓から前述の危ない扇子で掴み取ろうとしたり、桃の木から飛び降りてレイセンを踏み潰したり。度々食べ過ぎを依姫に注意されるが、改める意思はない模様。

防衛隊の実質的なトップ(依姫と兼任だが姉として)のためか常に冷静。真面目ゆえに時折気負い過ぎる依姫をフォローしているようである。

しかし普段は怠け気味で、依姫の行う稽古には参加せず散歩したり本を読んだりと自由に過ごしている。

妹の依姫共々、師匠である永琳にはかなり深い尊敬を抱いており、逃走した現在も彼女の言葉や教えを非常に大事にしている。

また、月の民としてのプライドがやや高い依姫と比べると地上人への理解もあり、地上に多少の興味を持ち、後述の浦島太郎に対しても寛大な措置を永琳に求めたり、スペルカードルールの概要を聞いて感心したり、騒ぎを起こした八雲紫への罰も実質お咎め無しにしたりしている。

4コマ版では

月のイナバと地上の因幡では、「急に八意様に会いたくなった」から地上に来るという事をやってのけた。QBKならぬQYAモブイナバを気に入って何とか永遠亭から持ち帰ろうとしている。食べたい時に食べ、寝たい時に寝るなど存分に奔放さを発揮。

最終話では永琳の膝枕を堪能したりしていた。

地上人との関わり

本編より1500年ほど前、瑞江浦嶋子と名乗る漁師が、水面に映った青い星(地球)から、神隠しにより五色の亀に掴まり月の海に現れた。

本来なら、帰りたがれば豊姫が即座に地上に帰していたのだが、浦嶋子は栄華を極めた月の都に興味を持って滞在を希望した為に、豊姫自身が地上人に興味を持っていたのもあり、永琳に内緒で匿ったのである。

浦嶋子は月の都を蓬莱国(海の向こうの国)と思っていたが、月の都の存在を隠す為に豊姫は「ここは蓬莱国ではなく海底の竜宮城である」と教えた。

暫くは都の空に見える光景(星空、なのだが前述の通り彼は海底だと教えられそう思っていた)や星(これも魚達の踊りだと教えられた)に感動して過ごしていたが、三年ほど過ごした後帰郷を希望し出した。帰すのは吝かではないが三年の行方不明期間から、彼の話を聞いた地上人が竜宮城、つまり月の都の存在に興味を持つ事を危惧して、豊姫は永琳に相談した。

その結果、永琳は最初に即断で「殺すのが良い」と提言したが、自分が匿った責任から豊姫はそれ以外の方法を求め、永琳は改めて「300年の冷凍睡眠の後、玉手箱を持たせて地上に帰す」事を提案した。300年後に冷凍睡眠から目覚め地上に帰らされた浦嶋子は、周りに知る者の居ない悲しみから空けてはいけないと言われていた玉手箱をすぐに開け、中に入っていた物質の影響で老人になった。老人になった事により、300年前の話を知っている上に竜宮城の事を話す彼は村で生ける伝説となり、その噂は時の天皇にも届いた。

天皇は竜宮城=蓬莱国だと考え、彼から直に話を聞きに行こうとしたが、その前に彼は老衰で亡くなってしまった。天皇は蓬莱国から帰還した功績を讃え、彼の為に神社を作らせて筒川大明神という神号を送った。ただの人間だった彼は神の仲間入りをしたのだ。

つまり、いわゆる浦島太郎の物語が彼女の元で展開されており、竜宮城=月の都で、乙姫=豊姫だったという話だったんだよ!OTOHIMETOYOHIMEも似ている!

な、何だってー!ΩΩΩ

東方求聞口授において、本当に竜宮城=月の都であることが明らかとなった。

なお、豊姫の元ネタである豊玉姫が登場する日本神話『山幸彦と海幸彦』こそ浦島太郎の元ネタだとされており、上述のエピソードもこの逸話に由来するものと思われる。

活躍

漫画版

事前に永琳から「地上の者たちが月にやって来る」と手紙で知らされ、依姫は霊夢、魔理沙、レミリア、咲夜を迎え撃ち、自身は紫と藍の相手をすることに。

紫は月の賢者の持ち物を盗み出そうとしていたが、かつて永琳が仕掛けていた罠により藍共々地上へと戻すことに成功する。

そして豊姫はレイセンを伴って姿を現し、紫に“森を一瞬で素粒子レベルで浄化する風を起こす扇子”を突き付ける。一触即発かと思われたが、紫が土下座をして地上の者たちの命乞いをしたことで矛を収める。

紫の謝罪を受け入れた豊姫は、地上の者たちに「一生地に這いつくばって生き、死ぬこと」という罰を与えるに留めた(つまりお咎めなし)。そしてレイセンに命じてフェムトファイバーの組紐で紫と藍を縛らせる。

そこへ依姫が霊夢たちを捕らえたという報告が入り、勝利を確信した豊姫は紫と藍を竹林に放置。レイセンと共に月の都へと帰っていった(ただし紫には監視が付いていた)。

大敗を喫した紫は解放された後も悔しがっていた。

……というのは紫の演技であり、彼女は初めから霊夢たちも自分自身も囮にするつもりだったのだ。

綿月姉妹を自分たちに釘付けにさせ、その間に仕掛けておいたスキマを使って幽々子と妖夢が月の都に侵入を果たし、何でもいいから盗み出すというのが真の狙いであった。

ちなみに幽々子と妖夢は浄土の住民のため穢れがなく、玉兎たちの目に触れても騒ぎにはならなかった(紫が迎えに行くまで1か月の時が必要なため、目立たない存在の方が都合がよかった)。

幽々子はお酒(古酒)を盗み出しており、酒は飲まれてしまうため取り戻したくても取り戻すことが出来ない。勝利の美酒を味わえなかった綿月姉妹は、紫の目論見通り「ぎゃふん」と言わされてしまうのだった。

他キャラとの関わり

妹であり、最大の理解者。多少口煩い依姫を受け流しつつも、彼女を支える事に気を遣ってもいるようだ。

師匠であり尊敬する相手である。前述のように、彼女の教えをかなり信頼している。盲信のレベルかもしれない。

永琳の手紙を持って来訪した脱走兎である彼女に「レイセン」の名を与えペットにした。頭を撫でるなどよく可愛がっている。

先代のペットであり、彼女の名前をそのまま新しいペットに与えた。性格に難があることを見抜いていたが、矯正できず実戦直前に逃げられてしまった。連れ戻すには時効としている。

一応部下。稽古をつけたりはしないが、面白い話を聞かせたり差し入れをしたりと甘やかし担当のようで人気が高い。

先述のように『儚月抄』において紫と直接的・間接的に対峙しており、攻防を繰り広げた。容姿や能力に類似点が見られる。

依姫らが豊かの海で霊夢らを制した後、永琳の智慧の下で綿月に向けられる疑念を払うべく数日の間手元に引き寄せた。お酒の席では毒を警戒する霊夢に対してその杯をとり自ら口にして毒がないことを示すなども行った。

霊夢にも綿月姉妹は強く印象に残ったようで、以降も月を連想する際にはそのイメージとして二人の姿が登場している。

遠い子孫。

日本神話では叔母。

日本神話では叔母または義伯母。

まさかの更に近い身内の登場に驚いたファンも多いはず。

ちなみに彼女の末路は豊姫の大暴れへの一種の皮肉となっている。

実は日本書紀基準では従姪。(一説には海神の子であるとも言われ姉妹の可能性もある)

彼女の父親である大国主は日本神話基準の作品だと豊姫とは従兄弟になっている事が多い。

つまり、神奈子は豊姫より年下の可能性がある。

日本神話では従姪兼義理の母親もとい従姉妹の義理の姉妹。

二次創作

殆どが妹である依姫か師匠である永琳と絡む。時には捕縛して薀蓄を披露したりした相手であるとの絡みんだり、桃繋がりで比那名居天子との絡んだりもする。紺珠伝で登場したサグメとの関係が描かれることも。前述の通り月の都=竜宮城なので、竜宮の遣いこと永江衣玖との絡むこともある。

漫画・小説・4コマの全ての作品でやたら桃に対する食欲を示したり指摘されたりしていた為、ルーミア西行寺幽々子に次ぐ大食いキャラとして扱われる事もある

また、彼女の元ネタとなったトヨタマビメの正体が『八尋和邇(ヤヒロワニ)』という名の鮫であることから、サメに変身することもある。(通称トヨワニモード)。

儚月抄終盤で披露したフェムトファイバーの8ページに渡る解説は絶大なインパクトを残しており、彼女の持ちネタとして定着している。(ただしdisネタの側面もあるため注意)

備考

東方求聞口授によれば、龍神様は月在住でもあるらしい。

  • 豊姫の元ネタであるトヨタマヒメは日本書紀の一説では龍であった
  • 結界を飛び越え月(海)と地球(山)を自由に行き来する豊姫
  • 結界などもろともせず、天、海、雨の三つのアマの間を自由に移動する龍神様
  • 海と山を繋ぐという能力名が上述の三つのアマと同じように水の循環を象徴している?
  • 龍神様の名前は不明
  • 豊姫(というか月人)の本名は地上人には発音できない

偶然の一致といわれればそれまでだが、これらの要素から豊姫=龍神という可能性も想像できる。元ネタの通り、龍神とまではいかないまでも龍に近しい存在ではあるのかもしれない。なお妹の綿月依姫のモデルである玉依毘売、八坂神奈子のモデルである建御名方神も各地の神社などで龍神とされている。

儚月抄で所謂神霊が月の住人であるかのような描写がされていたこともこの説を助長している。

東方キャラの日

二次創作イベントタグ「東方キャラの日」では10月4日は綿月豊姫の日が提案されている。由来は「10(とお⇒と)4(よ)」で「豊(とよ)」の語呂合わせ。奇遇にも、妹の綿月依姫に関する「毎月4日は依姫の日」と被っており、同日は「綿月姉妹の日」とも言える。

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