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月の羽衣

つきのはごろも

月の羽衣とは、東方Projectに登場する月の技術によるアイテムである。なお、羽衣伝説に登場するものは単に「羽衣」或いは「天の羽衣」と呼ばれることが多い。
目次 [非表示]

概要編集

「月の羽衣」とは、東方Projectに登場するのアイテムである。

東方儚月抄』にて実物が登場した。


月の技術編集

東方Projectにおける「裏側の月」と地上とを行き来するための手段の一つである。

八意永琳によれば「月の羽衣」とは満月と地上の間を繋ぐ「 一種の乗り物 」である。

ただし「月の羽衣」は月-地上間を行き来する複数の手段の一つであり、その中でもこの方法は「 非常に原始的で時間もかかる 」方法である。

使用するのは主に玉兎達。


なお、「天女の羽衣」と「月の羽衣」は永琳によれば「 全くの別物 」である。

曰く、前者は反質量の布で構成され、後者はゼロ質量の布であるとのこと。

月の羽衣は「 月の光を編み込んだ波でできている 」布で構成されているものである。

質量が無いため、例えば中空にその存在がある場合などは下降気流による運動が与えられない限り地上方面に移動することはない。


また、地上へ降りてくる様子を地上から見上げると、布は青白く見えるようである。

その光の波長は月の光の波長と同じであり、それは先述の「月の羽衣」の構成素材に由来する。


作中使用例編集

作中で実際に使用されたケースとしては、『儚月抄』においてレイセンが複数回使用している。


ただし漫画版冒頭でレイセンは地上への安全な着陸に失敗しており、負傷したところを博麗霊夢に助けられているが、その際に「月の羽衣」も霊夢が回収している。

霊夢が永琳に語ったところによると、霊夢は「月の羽衣」について「 長い布 」と評した。

その後レイセンが博麗神社で目を覚ました後、この「月の羽衣」を巡ってひと悶着がある。


永琳にとって「月の羽衣」は懐かしいものであるらしく、レイセンが舞い降りた軌跡を見てから後に、それに関連してかつて月の都にいたこ頃をひと時回想している。


この他4コマ版(『月のイナバと地上の因幡』)でも「月の羽衣」は登場する。


その他の「月の羽衣」編集

鈴仙・優曇華院・イナバもかつて地上へと逃れてきた際にこの「月の羽衣」を「 使用したらしい 」(永琳、『儚月抄』)。この「月の羽衣」は現在は永遠亭に保管されているが、永琳はその「月の羽衣」についてある想いをもっている。


関連イラスト編集

レイセンの宇宙旅行月面(から)降下

無題穢れたる月の民


関連タグ編集

東方Project 東方儚月抄  羽衣

レイセン 八意永琳 鈴仙・優曇華院・イナバ

月人 玉兎 月の都

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