2012年4月から6月にかけて開催された「いわてデスティネーションキャンペーン」に合わせて登場。JR東日本盛岡支社盛岡車両センターに4両編成1本が在籍しており、東北本線一ノ関~盛岡間の臨時快速「ジパング平泉」を中心に運行されていた。
「ジパング平泉」は2021年9月26日に定期運用を終了、その後は旅行商品用の臨時列車として最終運行の予定が組まれ、10月10日の運転をもって完全に運用を離脱。同年10月13日に郡山総合車両センターへ回送され廃車となった。
車種構成
一ノ関方から1号車・2号車の順で盛岡方が4号車である。
クハ485-704 | モハ485-3014 | モハ484-3014 | クハ484-704 |
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1号車と4号車は元高崎車両センター所属のお座敷電車やまなみで、中間車をリゾートやまどりへ譲って余剰となっていた車両を転用したもの。2号車と3号車は青森車両センターに所属し、特急白鳥・つがるなどに使用されていた車両。出自が異なる車両をつないでいるため、車体断面が大きく異なる。