キノコ狩りの男

きのこがりのおとこ

キノコ狩りの男とは、東映版スパイダーマンのキャッチフレーズの一つ。

解説

第31話「明日なき子連れ刑事」にて幻覚剤「マッシュ」を作っている鉄十字団の基地に侵入した際、アマゾネスとキノコンガーの前で名乗った台詞。

つまりキノコ怪人相手なので「キノコ狩り」と称したという、海の向こうのご本家にも通じるウィットの効いた台詞なのだ。

関連タグ

東映版スパイダーマン

ジュラン(ゼンカイジャー):キノコモチーフの敵回、その敵を倒すという意味合いで「今からキノコ狩りだ」と類似した台詞を吐いた。

マリオ：キノコ狩りの男と聞くとこの男が連想できるが、あくまでパワーアップするためであり、どちらかと言うとコイン集めの男である。

崔嵬の地霊使いアウス：ある事情からキノコ狩りの女になった。

補足

このセリフが出た本編では、上記における幻覚剤「マッシュ」の材料となるキノコ、およびそのキノコを作り出すマシーンベム・キノコンガーが登場する。

さらに劇中では、マッシュを売りさばく麻薬密売組織、及び、マッシュを吸引して狂暴になった一般市民の姿も描写されている。

つまり、「キノコ狩りの男」とは、

：幻覚剤「マッシュ」

：マッシュの材料となる、キノコンガーが生やした「キノコ」そのもの。

：マッシュを売りさばく、麻薬密売組織。

：マッシュに手を出した者たちによる、社会問題。

：キノコの源となるマシーンベム「キノコンガー」。

：これらの悪事を企てた、鉄十字団。

……と、「キノコ」に象徴されたこれらの「悪を狩る男」という意味が込められているのだ。