タガール
たがーる
タガールとは『ウルトラマンタロウ』に登場する怪獣の1体である。
概要
大西洋に生息していた蛸の怪獣。
肉食性で50万tの魚を平らげてしまう。寿命は100年以上。
主な武器は8本のタコ足(太さ6m)による叩き付け攻撃に、それを使った締め上げ攻撃(10万tのタンカーを容易に海中に引き摺り込んでしまえるほどの強さ)。そして口から吐き出す相手を一瞬で真っ黒にしてしまう量の墨攻撃。
視力は水深20kmの深海で10km先を見通してしまえる。
(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)
獲物である人間を求め、大西洋から八丈島近海へ移動中にガンザと遭遇してしまい、縄張りを巡って激突。
リーチの長い触手による攻撃で当初は善戦するが、ガンザの煙幕で視界を遮られた隙に一気に接近され、触手を2本切断されてしまう。
墨を吐いて抵抗するものの更に右目をハサミで潰され戦意を失い、のたうちながら海に沈んでいった。
(自然界ではタコはカニの天敵とされるが、大きさに差がありすぎると実際にタコがカニに返り討ちに合うケースも存在する)
派生作品
酩酊!怪獣酒場2nd
第38話で登場。タガールと共に漁師を勤めている。
昨晩に東京湾で大げんかしてしまうが、仲直りの為に訪れた怪獣酒場で台風の日に助け合った事を思い出し、仲直りに成功する。
折しもテレビのニュースで昨晩の喧嘩の様子が映し出され、その際にガンザが子供を産んだ事から今まで男だと信じていたガンザがメスだと知り、驚愕していた。
ちなみにこの漫画でのメインの腕は2番目の腕らしい。
余談
・本編第11話に登場したバサラは当初、タガールの着ぐるみを改造する予定だった。
・この回(と前回の6話)の特技監督は後の平成ゴジラシリーズで有名な川北紘一氏。怪獣の生々しい格闘戦が多いことで有名だが、タガールの右目が潰されるゴア表現はその先駆けかもしれない。