Trigger(佐久間貴生)
とりがー
概要
楽曲情報
作詞・作曲・編曲：R・O・N
歌：佐久間貴生
佐久間貴生の2ndシングル。特撮テレビ番組『ウルトラマントリガー』のオープニングテーマ。
なお、第1話と最終話ではOP映像はなく、挿入歌として使用された。
14話からは2番の歌詞となっている。ただし、サビ部分のみ1番と2番のミックスになっている。
前半バージョンはGUTSスパークレンス起動と同時にサビに突入する流れになっていたが、後半バージョンはイグニス=トリガーダークの映像が挟まれた為、変身シーンが後ろ倒しになっている。
楽曲イメージは、『ウルトラマンティガ』の「TAKE ME HIGHER」を彷彿とさせるものとなっている。また、サビ部分の"trigger"は"tiga"とも聞き取れる発音が特徴で、おそらくは意識的にそのような発音にしたものと思われる。
歌詞は本作の主人公であるマナカ・ケンゴをイメージしたものとなっており、銃にも変形する変身アイテムGUTSスパークレンスの要素もうかがえる。タイトルの意味もそのまんま「引き金」である。
また、2番の歌詞はウルトラマンダイナ最終章でティガの変身者であったマドカ・ダイゴとアスカ・シンとの会話に於いて、『何故闘うのか、自分は何者なのか、誰かに教えてもらいたかった。でも、戦うことの意味、人としてできることは自分自身で見つけ出すしかないんだ』とアスカに語ったダイゴの台詞を参考にしていると思われる。
なお、第1話でのケンゴとシズマ・ミツクニの掛け合いは本楽曲を意識したものとなっている。
楽曲
円谷プロが制作に加わったMVとは裏腹に、歌詞自体には「ウルトラマン」というワードを含まないのが特徴である。公式MVは公開から1週間ちょっとで100万再生を超える人気ぶりで、1年後には600万再生を突破するまでに至った。振り付けには銃をイメージしたアクションが採用されている他、本編からは第1話の映像が使用されている。
さらに公式チャンネルにてマナカ・ケンゴ役の寺坂頼我氏によるカバーが公開されている。
魂NATIONバトルステージではダークザギとの戦いで寺坂氏バージョンが流れた。
余談
歌詞に「ウルトラマン」のワードが入っていない主題歌は『ティガ』と共通しており、『ウルトラマンギンガS』の「英雄の詩」以来7年ぶりである。
なお、ボーカルを務める佐久間氏が初めて見たウルトラシリーズは『ティガ』であるとの事。
また、オマージュ元であるウルトラマンティガと同様にタイトルコールが入る演出はOP曲が使用されない第1話と最終話だけであり、第2話以降はタイトルの表示とOP映像がワンセットとなっている。
MVではティガとトリガーが拳を突き合わせるカットが見られるが、本編でも19話で共演を果たしている。
そしてトリガーの続編『ウルトラマンデッカー』第8話にて挿入歌として使用された。本曲のテーマの一つである「ウルトラマンの力を得た者について悩み」はデッカーの力を得たアスミ・カナタにも十分当てはまる物でもあった。
関連イラスト
関連項目
馬神弾:引き金を引くどころか、文字通り引き金になってしまった人。
HK416(ドールズフロントライン)：キャラソンが同じく「Trigger」
ご唱和ください我の名を!→Trigger→Wake up Decker!
